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【暮らしを豊かにする私の巣づくり。】
2021/07/16
連載「暮らしを豊かにする私の巣づくり」では、自然素材のカーテンやそのハギレで布雑貨を製作する福井のファブリックブランド『KURASIKU』とコラボレーションして、福井で購入できる“暮らしに取り入れたい”とっておきのアイテムたちをご紹介します。
目次
ドラマや映画などで観た、おじいちゃんが庭先で、愛おしそうに盆栽の手入れをしているシーン。
このようなイメージがあるからでしょうか、「盆栽はおじいちゃんの趣味」と思っている方が多いようです。でも実は、数年前から海外では盆栽がブーム。その流れを受けて、日本でも若い女性を中心に、初心者でも「盆栽のある生活」をライトに始めることができる、おしゃれなミニ盆栽に興味を持つ方がじわじわと増えています。
鉢植えや観葉植物と違い、鉢(器)に植え付けた樹を、何十年も手間をかけ、美しい姿に仕立てることを楽しむ盆栽。初心者でも育てやすいミニ盆栽は、ベランダや部屋の中でも育てることができ、サイズ感もミニチュアなので、窓辺に飾ってみたり、テーブルの上に置いてみたりと、インテリアとして楽しむことができるのも魅力のひとつです。
専門店や雑貨店で購入できるミニ盆栽。小さな空間でありながらも、盆栽の基本的ルールである、「鉢と自然(樹)との調和」「美しい景色」が表現され、「生命の流れ」を感じさせます。
おしゃれであることはもちろん、暮らしに寄り添う、日本らしいグリーンを求め、ミニ盆栽のある生活を始める人の中には、「せっかく始めるなら、自分でオリジナルの作品を作ってみたい」という人も少なくないようで、福井県坂井市三国町にお店を構える盆栽専門店の『みくに園』さんでは、ミニ盆栽のワークショップ(不定期)を開催しています。ワークショップを体験することで、水やりの仕方、剪定の仕方など、盆栽を育てる基本を学ぶこともできます。また、自分で作った盆栽は、販売されているものより、さらに愛情も増すので、日々の手入れも楽しくなります。
盆栽は基本的に屋外で管理するものです。直射日光やエアコンの風が苦手なミニ盆栽は、室内で育てるなら、レースカーテン越しの窓辺など、明るく風通しの良い場所がベストポジション。たまに、晴れた日は外で日光浴させてあげるのも大切です。もちろん、毎日の水やりも欠かせません。
『みくに園』の店主であり、盆栽師でもある下村さんに上手に育てるコツをお聞きしたところ、「頑張らずに、朗らかに育てあげることが大事です。手間を楽しむのが盆栽なので、時間のある時に、のんびり手入れをしながら、樹の成長や、季節の移ろいを感じていただければいいですね」と教えてくださいました。
ミニ盆栽は、手をかけてあげることで、素直に反応してくれるのが醍醐味ですが、その他にも木や土の香りが気持ちをリラックスさせてくれたり、ただ鑑賞しているだけなのに心が癒されたり、慌ただしい日常にちょっとした「息抜きの時間」を与えてくれます。
また、敷布や皿、飾り台などを、四季折々のしつらいにすることで、日々の過ごし方も、部屋の雰囲気もガラリと変わるので、ミニ盆栽と相性のよい小物を揃えてみるもの面白いですね。
住まいを彩るだけでなく、暮らしにも潤いを与えてくれるミニ盆栽。これからをずっと共に過ごす相棒として、日常に「小さな自然」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
KURASIKU(クラシク)
【住所】福井県福井市羽水1-611 カーテンのカズマ内
【電話】0776-97-9066
【SNS】Instagram
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みくに園
【住所】福井県坂井市三国町南本町3-2-10
【電話】0776-50-2548
【時間】10:00~18:00
【休日】水曜
【駐車所】2台
【HP】あり
【SNS】Facebook Twitter Instagram
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2021/07/23
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