タグを指定
【毎月12日はパンの日! フクイのぱんやさん ~ 福井パン屋 ~】
2021/08/12
日々ウララが毎月お届けしているパン連載。今回は、お米から作るグルテンフリーなパンが揃う越前市のパン屋『米パン カゼミドリ』をご紹介。
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間などを変更している場合があります。最新の情報は各店舗にてご確認下さい。
今年(2021年)の3月、越前市にオープンしたパン屋『カゼミドリ』。越前市出身のオーナー境さんが夫婦で営む、からだに優しい米パン専門店です。
こちらの米パンは、米粉ではなく生の「お米」から作られていて、焼きたてはお餅のようなもちもち感、時間が経つにつれスコーンのような固めの食感になっていくのが特徴です。また、原料に砂糖は使わず、素材そのものの美味しさ、素朴な味わいを感じられます。
元々オーナー自身もアレルギー体質で、「食物アレルギーで悩んでいる方にも、家族と一緒に美味しくパンを食べてほしい」との想いから誕生したそう。生地には27大アレルゲン物質は使用せず、動物性の食材なども不使用。完全にグルテンフリーで、アレルギーの方でも安心して味わうことができます。
使用するお米は、地元越前市白山地区の無農薬こうのとり玄米と越前市産の減農薬コシヒカリの5分づき米の2種類。玄米パンがプレーンを合わせ5種類ほど、5分づき米のパンも、さまざまな具材と合わせ20種類ほどが揃います。
豊富な種類について「完全にグルテンフリーのパンはネットなどでも販売されていますが、バリエーションが少ないという悩みを聞いて。そのような方にも“選ぶ楽しさ”を味わってもらえれば」と境さん。
また、お店での販売は対面形式で、その日焼き上がったパンをショーケースから選ぶか、冷凍されているものを購入できます。種類は豊富ですが、当日の焼き上げはその中から5種類ほどをチョイス。冷凍は季節限定も合わせ、常時20種類ほどが楽しめます。
境さん曰く、「焼き上がり当日は、かなりもちっとしています。これはこれで美味しいですが、個人的には1日経ったものを電子レンジで少し温める、もしくは解凍したものがおススメです」。
種類や、食べるタイミング、温める時間によっても食感や香りなどが変わってくるそう!
他のパン屋にはないような、オリジナルの具材も。自家栽培の無農薬「あしたば」や、自ら採取する「どくだみ」の他、おにぎりをイメージさせる「梅干し」や「ごぼう味噌」など、お米パンならではの具材が。意外にも相性がよく、どれも手作りで気兼ねなく味わうことができます。
「一般的なパンが好きな方には、香りや甘みなど物足りないかと思いますが、アレルギーや宗教的な問題で悩んでいる方もいるはずです。ぜひそのような方に食べてもらって、新しい、“パンのある生活”を過ごしてもらえたら」と境さん。
各パンは予約や取り置きなどの他、具材に関するリクエストに応えることも可能。ぜひ一度相談してみてくださいね。
米パン カゼミドリ
【住所】福井県越前市押田2-15-28
【電話】090-2031-8114
【時間】8:00~18:00
【休日】月・木曜
【駐車場】あり
【HP】なし
【SNS】Facebook Instagram
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!
2021/09/12
2021/07/12
2021/07/12
2021/09/12