水上勉さん 病室で絵筆 「大切な中国」天安門の衝撃

2019/06/26

水上勉さんが手掛けた天安門事件の「記録画」。輪タクに乗せられた負傷者が描かれ、「天安門にて銃音しきりなればその犠牲者たるは明らか」などと書かれている

事件30年 遺族公開

中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件から六月で三十年が経過した。日中文化交流協会代表団の団長として偶然、現地で事件の一端を目撃したおおい町出身の作家、故水上勉さん(一九一九~二〇〇四年)は「記録画」に当時の衝撃を描いていた。これまであまり表に出されることはなかったが、事件から三十年を機に、保管する長女蕗子(ふきこ)さん(73)=長野県東御(とうみ)市=が本紙に公開した。 (佐藤大)

(日刊県民福井)
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