【暮らしを豊かにする私の巣づくり。】
2021/10/15
連載「暮らしを豊かにする私の巣づくり」では、自然素材のカーテンやそのハギレで布雑貨を製作する福井のファブリックブランド『KURASIKU』とコラボレーションして、福井で購入できる“暮らしに取り入れたい”とっておきのアイテムたちをご紹介します。
目次
季節外れの暑さもようやく落ち着き、秋風が気持ちいい毎日が続いています。
本格的な衣替えのついでに、部屋の模様替えを考えている人も多いのではないでしょうか?ほんの少しでも空間を変えると、暮らしだけでなく、心も豊かになったような気分になれますよね。
今回ご紹介するのは、福井県越前町(旧宮崎村)の里山に家具工房を構える『craftman Daidai』さんです。2008年の工房オープン以来、代表の中西朝一さんが大切にしていることが「先祖代々受け継がれるような、長く愛され続ける家具を作りたい」という気持ち。屋号である「Daidai」もこの思いのもと、名前が付けられました。


中西さんが手がけるのは、無垢材にこだわった、飽きのこないシンプルなデザインの家具。オリジナル家具だけでなく、それぞれのライフスタイルに合わせたオーダーメイド家具の注文も受付けており、完成した家具は、そのどれもがまるで昔からそこにあったかのような人懐っこさを感じさせます。

外出する機会が格段に減ったこの2年。生活スタイルを見つめ直す時間を持つことができたことで、住まいを整える人が増加しました。家で過ごす時間を充実させようと、新しい家具を購入する方がいる一方で、思い出の詰まった家具を今後も使い続けたいと考える方も増えはじめ、実は今、家具のリメイクに注目が集まっています。工房のオープン当時から、家具のリメイクにも力を入れていた中西さんの工房にも、そういった方からの相談が増えているそうです。

「以前から、家の新築やリフォームの際に、これまで使用していた家具を新しい家でも使いたいから…。家の奥に眠っていた、おばあ様やお母様の嫁入りタンスをリメイクしてほしい…。といったご相談はいくつかありましたが、ここ数年、時代の変化もあってか、リメイクのお問い合わせが多くなってきましたね」。
これまでに桐ダンスを食器棚にしたり、婚礼ダンスをショーケースにしたりと、さまざまなリメイク家具を手がけてきた中西さん。依頼を受ける家具の素材や保存状態だけでなく、希望するデザインや大きさ、家具の置き場所もそれぞれの住環境で異なってくるため、リメイクといえども打ち合わせは綿密。お客さんの納得を得てから、作業をすすめていきます。


「壊れている、汚れているという理由で家具が捨てられてしまうのはとても残念です。でも、そんな家具でも少し手を加えることで、新しい家具として使っていただけるので、リメイク家具には、オーダーメイド家具とはまた違う魅力を感じていますね」。
『craftman Daidai』さんには、工房に併設するショールームがあります。離れを改装した、木をふんだんに使用した空間には、オリジナル家具やリメイク家具を展示するほか、無垢材で作ったカバンや小物入れ、筆箱など、中西さんにしか作れない、柔らかな風合いに心がほっと癒される商品も展示しています。

のどかな里山に囲まれたショールームで見る家具や雑貨たちは、リラックスした佇まい。そんなゆるりとした姿を見ていると、不思議と頭の中には「理想の暮らし」のアイデアが浮かんできます。
「これからの暮らしを共にする」だけでなく、「これからの暮らしも共にする」。先祖代々受け継がれるような、長く愛され続ける家具がここにはあります。
詳しくは下記バナーから▽

KURASIKU(クラシク)
【住所】福井県福井市羽水1-611 カーテンのカズマ内
【電話】0776-97-9066
【SNS】Instagram
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craftman Daidai
(クラフトマン ダイダイ)
【住所】福井県丹生郡越前町樫津51-2
【電話】090-6271-7836
【時間】9:00~19:00
【休日】不定休
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Instagram
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