平泉寺白山神社へLet’s Go!! 福井の観光名所を巡ろう

2022/05/17

老杉が並ぶ参道と苔に覆われた境内が美しい「平泉寺白山神社」は、白山信仰の越前側の拠点として、約1300年前の養老元年(717)に泰澄大師によって開かれたと伝わっています。
最盛期の戦国時代には僧兵を8000人もかかえていたと伝えられており、当時の日本では最大規模の宗教勢力であったようです。

平成に入ってからの本格的な発掘調査によって、広大な境内の遺跡が非常に良い状態で残されていたことが判明し、「白山平泉寺旧境内」という名称で国史跡に拡大指定されました。
後世に残すべき美しい景観が広がる、かつての「中世宗教都市・平泉寺」について紹介していきます!




目次

平泉寺白山神社の歴史

平泉寺白山神社の見どころスポット!

白山平泉寺歴史探遊館 まほろば

平泉寺白山神社へのアクセス




平泉寺白山神社の歴史

平泉寺白山神社
日本最大規模の中世宗教都市

平泉寺白山神社は、養老元年(717)、越前の僧泰澄によって開かれたと伝えられ、古くから人々の信仰の対象である標高2702mの霊峰白山の越前側の拠点とされました。平安時代後期には天台宗比叡山延暦寺の末寺として発展し、戦国時代に最盛期を迎えます。当時の平泉寺には48の社、36の堂、6000の坊院(僧侶の住居)が建ち並び、寺領は9万石、僧兵がおよそ8000人もいた日本最大規模の中世宗教都市であったといいます。しかし、織田信長方であった平泉寺は、天正2年(1574)、越前一向一揆勢に攻められて全山全焼し、多くの坊院は山林や田畑の下に埋もれてしまいました。


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再興と神仏分離

平泉寺は全焼してしまいましたが、逃れた平泉寺の有力な坊院である賢聖院顕海は、9年後に平泉寺に戻り、弟子とともに再興に着手しました。江戸時代までには境内の中心部を再興させます。境内の規模は元の10分の1程度でした。その後、明治時代の神仏分離令により寺号を廃止し、現在は「平泉寺白山神社」となっています。


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発掘調査

平成元年(1989)に平泉寺白山神社の境内の発掘調査が始まり、石畳道や石垣、坊院跡など当時の境内の遺構が非常に良い状態で見つかりました。その広さは現在の平泉寺区集落を含む東西約1.2km、南北約1.0kmの範囲と推定され、当時の遺構がそのまま地中に埋もれていることが分かりました。これほど広大で良好に遺構が残っている遺跡は全国的にも珍しく、旧境内全域が「白山平泉寺旧境内」の名称で、国史跡に拡大指定されました。


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平泉寺白山神社の見どころ

平泉寺旧参道
平泉寺旧参道

平泉寺旧参道は、菩提林と呼ばれる樹齢数百年の杉並木に囲まれた約1kmの参道です。河原石を敷き詰めた、約500年前の石畳道もあります。かつて3000人もの僧たちが、九頭竜川から手渡しで石を運び、石の裏に法華経の文字を書き念仏を唱えながら参道の石畳道を造ったと伝わっています。参道を囲む林は杉の大木だけでなく、高山にしかないブナの木、沙羅やヤマナシといった珍しい老木が見られます。参道入り口にある下馬大橋では、人々がお参りの前にここで馬を降りて川で身を清めたとされています。


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旧玄成院庭園

平泉寺白山神社の一角に残る玄成院は、平泉寺が天正2年(1574)に全焼した後、賢聖院顕海と弟子が再興した寺院です。玄成院の庭園は享禄年間(1530年頃)に室町幕府の管領によって造られたと言われており、自然石をたくみに取り入れた見事な枯山水が見られ、国の名勝に指定されています。玄成院は現在、社務所となっています。


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拝殿

一向一揆で全焼する以前の拝殿は約83mあったと言われており、日本最大級の規模だと考えられています。現在の拝殿の屋根は、寄棟檜皮葺で、江戸時代に造られたものです。拝殿内には福井藩主松平家の奉納品が多く、十数面の絵馬も残されており、そのほとんどが勝山市の文化財に指定されています。


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その他にも、33年に一度しか扉が開かれない白山三山の神を祀っている「本社」や「泰澄大師の廟」、白山の神が現れたという伝説が残る「御手洗の池」、「楠木正成の墓」、『歴史の道100選』に選定された「白山禅定道(越前禅定道)」などたくさんの見どころがあります!



白山平泉寺歴史探遊館 まほろぼ

白山平泉寺歴史探遊館 まほろば

「まほろば」とは、日本の古い言葉で「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味を表します。この施設には、平泉寺や白山の自然、歴史、文化に関する映像や資料、発掘調査の出土品などが展示されています。このほかに、平泉寺白山神社が開かれるもととなった白山信仰やこれまでの発掘調査についての解説も。 史跡平泉寺の総合案内施設として機能し、 こちらを訪れれば、 平泉寺についてもっと理解を深めることができます!


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平泉寺白山神社へのアクセスと詳細

平泉寺白山神社
【住所】福井県勝山市平泉寺町平泉寺
【電話】0779-88-8117(勝山市商工文化課)
【時間】境内見学自由
【休日】無休
【料金】無料 ※国名勝「旧玄成院庭園」は拝観料50円
【駐車場】約90台(環境維持協力金1台300円が必要)※「白山平泉寺歴史探遊館 まほろば」前駐車場、または第1・第2駐車場あり(いずれも平泉寺白山神社まで徒歩5分程度)
【HP】HP① HP② ※観光ガイド(有料)の予約は7日前までに、申込フォームから申し込みを。
ガイド料はガイド1人あたり2000円
【交通アクセス】
〇えちぜん鉄道「勝山駅」から、平泉寺線バス「平泉寺神社前」下車 ※休日限定で、えちぜん鉄道「勝山駅」から観光バスダイナゴン(平泉寺方面※12月~3月中旬運休)に乗車し「平泉寺神社前」下車のアクセスも可能
〇中部縦貫自動車道(無料区間)で「勝山IC」下車、車で約15分



白山平泉寺歴史探遊館 まほろば
【住所】福井県勝山市平泉寺町平泉寺66-2-12
【電話】0779-87-6001
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休日】年末年始(12/29~1/3)
【料金】無料
【駐車場】約90台(環境維持協力金1台300円が必要)
※「白山平泉寺歴史探遊館 まほろば」前駐車場、または第1・第2駐車場あり(いずれも平泉寺白山神社までは徒歩5分程度)
【交通アクセス】
〇えちぜん鉄道「勝山駅」から平泉寺線バス「平泉寺神社前」下車 ※休日限定で、えちぜん鉄道「勝山駅」から観光バスダイナゴン(平泉寺方面※12月~3月中旬運休)に乗車し「平泉寺神社前」下車のアクセスも可能
〇中部縦貫自動車道(無料区間)で「勝山IC」下車、車で約15分


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#おでかけ#奥越

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