
恐竜化石の一大生産地である福井県勝山市に位置し、世界三大恐竜博物館のひとつとも言われている「福井県立恐竜博物館」。
銀色に光る卵型のドームの内部には広大な展示スペースがあり、44体もの恐竜の全身骨格や千数百もの標本などが展示されています。
2023年夏にはリニューアルオープンを予定し、屋外に設置された「野外恐竜博物館」の化石発掘体験も人気です。
恐竜化石発掘量日本一の福井が、世界に誇る福井県立恐竜博物館について紹介していきます!
目次
・ 福井県立恐竜博物館を最大限に楽しもう!
①恐竜博物館内
②野外恐竜博物館
どうして福井に恐竜博物館ができたの?
1982年に、福井県勝山市北谷の杉山川左岸の崖で、中生代白亜紀前期のワニ類の化石が発見されました。それがきっかけとなり、1988年に福井県立博物館が予備調査を実施すると、肉食恐竜の歯などが発見されました。これらの調査を踏まえて恐竜化石調査事業の取り組みが行われ、恐竜をはじめとする脊椎動物の歯や骨、足跡などの化石が多数発見されました。その数は、日本で発掘された恐竜化石の大部分を占めるほどで、質的にも非常に優れたものでした。このような貴重な恐竜資源を学術研究だけでなく、生涯学習や地域振興、イメージアップなどに活用して国内外にアピールするべく、福井県立恐竜博物館が建設されました。今では年間来館者数は100万を数え(コロナ禍を除く)、これは福井県の人口を超える数字となっています。
福井県勝山市で発見された恐竜の化石
福井県立恐竜博物館を最大限に楽しもう!
卵型のドーム内にある常設展示スペースは、4500㎡の広さを誇ります。「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成されており、44体もの恐竜骨格をはじめ、化石やジオラマ、大迫力の復元模型などが展示されています。まるでテーマパークのような空間で、恐竜や地球の歴史、生命の歴史などについて楽しく学ぶことができます。毎年開かれる特別展では、研究者も満足できるほど貴重な化石を見ることができます。3階にあるエントランスから地下1階までの、全4フロアに及ぶ恐竜ワールド。世界的な建築家の黒川紀章氏が設計を手掛けたユニークな空間へ、一歩足を踏み入れればそこには別世界が広がっています。
恐竜全身骨格44体を展示している1Fのメインフロア「恐竜の世界」。44体の全身骨格のうち10体が実物の骨格です。恐竜が卵から生まれてくる様子や食性について紹介しているコーナーや、中国四川省の中生代の情景を実物大で再現した巨大ジオラマ、対面スクリーンで見られるダイノシアターがあります。躍動感あふれる迫力満点の展示で、すべて見るのに1時間はかかるほど見ごたえたっぷりです。
1Fフロアには、命の源である地球を「水と地球」「火と地球」の2つの側面から紹介した「地球の科学」ゾーンもあります。地球科学の歴史、陸域と海の堆積物、堆積物に埋積された化石、地球を構成する岩石、鉱物や宝石などが展示されています。実際に岩石や鉱物に触れることができるコーナーや、誕生石が月別に展示されているコーナーもあります。
2Fフロアは、46億年という長い時間の中で育まれた、生命の歴史を紹介する「生命の歴史」ゾーンです。生命が海に現れて地球の環境を変えていった歴史や、脊椎動物の誕生から繁栄の歴史など、時間の流れに沿って展示されています。
その他にも、ティラノサウルスの全身骨格を上からも下からも観察でき、実際に化石に手を触れることができるダイノラボや、発見された化石の周りを覆っている岩石を取り除くクリーニング作業が実際に見られる化石クリーニング室、著名な芸術家によって描かれた恐竜画やリトグラフ、模型が展示されているダイノギャラリーなど、様々な展示室があります!また、より詳しく学べるビデオライブラリーや恐竜図書室もあります。
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2014年7月 、日本最大の恐竜化石発掘現場である勝山市北谷町にオープンした野外恐竜博物館。「観察広場」「展示場」「化石発掘体験広場」の3つのゾーンに分かれており、恐竜博物館発の専用バスで行くツアー形式で参加できます。
恐竜化石を発掘している現場を間近で見学することができます。 この発掘現場の一部は、2017年に国の天然記念物に指定されています。 ナビゲーターからは、国の天然記念物に指定された区域や地層の解説も聞くことができます。
ナビゲーターから発掘現場で発見された化石や調査の歴史についての解説を聞くことができます。
発掘現場から持ってきた石を実際に叩く発掘体験ができ、見つけた石についての解説を研究員から詳しく聞くことができます。この体験では主に淡水に住む貝やシダ植物の化石などが見つかり、稀に恐竜やワニの骨や歯、カメの甲羅などの化石が見つかる場合もあります。その場合は福井県立恐竜博物館で保管し、発掘者として名前が登録されます。
野外恐竜博物館の体験・料金・予約などについてはホームページをご覧ください。
レストランやお土産売り場にも恐竜が!
3FにあるレストランDINO CAFE(ディノカフェ)には、恐竜ワールドをよりいっそう楽しめるオリジナルメニューから、福井県の特産品を使った名物名物メニューまでそろっています。子供が喜ぶメニューもいっぱいです!
DINO STORE(ディノストア)は福井県立恐竜博物館内にあるミュージアムショップです。Tシャツや文房具、お菓子、フィギュアといった恐竜モチーフのオリジナルグッズなど豊富な品揃えです。オンラインストアもあり、直接買いに行けない方もアイテムをゲットすることができます。
福井県立恐竜博物館へのアクセスと詳細
※2022年4月現在、新型コロナウイルス感染対策のため、入館するすべての方の人数での予約が必要となっています(前売り券やコンビニチケット、年間パスポートをお持ちの方のほか、観覧料が無料の方についても予約がないと入館できません) 予約サイトはこちら
福井県立恐竜博物館
【住所】福井県勝山市村岡町寺尾51-11
【電話】0779-88-0001
【営業時間】9:00~17:00(入館は16:30分まで)、GWおよび夏休み期間は8:30~18:00(入館は17:30)
【休日】第2・4水曜日(祝日の場合は翌日休み)、年末年始(12/29~1/2)
※夏休み期間は休まず営業
※展示替えや施設点検のための臨時休館日などがあるので、HPの恐竜博物館カレンダーを確認
【料金】小中学生 260円、高大学生 420円、一般 730円
【駐車場】1500台(無料)
【HP】あり ※無料の貸出用車いす、無料の貸出用ベビーカー、授乳室、コインロッカーあり
【交通アクセス】
〇えちぜん鉄道「勝山駅」からコミュニティバスで約15分、またはタクシーで約10分
〇北陸自動車道「福井北JCT」から中部縦貫自動車道(無料区間)に入り、「勝山IC」から車で約10分
※交通アクセス詳細はこちら
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