【福井ラーメン探検隊】

『麺匠 麦之介』の「きのこ泡白湯」。福井のラーメン調査・第30杯

2021/11/19

きのこ泡白湯 980円 ※12月頃までの限定販売

今回我々が訪れたのは福井市内、新田塚の芦原街道沿いにあるラーメン店『麺匠 麦之介』。コチラは元々バーを経営していた店主がラーメン職人養成塾「食の道場」でラーメンを一から学び、苦節数年で作り上げられた、こだわりの強過ぎる一杯を味わえるお店なのだ。

そして、今回コチラで味わうのが季節限定メニュー「きのこ泡白湯」。スープは国産鶏を長時間炊き上げた濃厚ながらも上品で味わい深い、自慢の白湯にきのこの旨味を溶かし込み、仕上げには「白トリュフオイル」も加えたもの。



白トリュフオイルは、世界三大珍味のひとつに挙げられる白トリュフの旨さをオイルに凝縮したもので、これだけでも美味!

「九頭竜まいたけに白トリュフオイル、きのこの旨さ光る一杯」

さらに炭火で焼かれた香ばしい「九頭竜まいたけ」もトッピングし、旬のきのこの旨さを前面に押し出した一杯なのだ。
そして特筆すべくは、このこってりでトロトロなスープ。通常のラーメンのようにサラサラな液状ではなく、パスタソースに近い状態であるため、スープが麺によく絡み、旨さを逃さず余すことなく味わえる。





「トロトロで超濃厚なのに、後味スッキリで心地よいスープ」

「これは、きのこの旨みが強くトロトロで超濃厚なスープなのに、後味がスッキリとして心地よさすら感じる不思議な旨さっ!」

芳醇なきのこの味わいがグッと押し寄せてきたと思いきやスッと消えていくので、濃厚なのにクセが残らない。だから、次のひと口がすぐ欲しくなるっ!

北海道産小麦を使用した麺は、店で打たれる自家製のストレート細麺で、スープとの相性を考えたうえで試行錯誤し、長年の改良の末たどり着いたもの。低加水の麺でありスープを非常に吸いやすいため、麺の中にも旨みが染み込んでいるのだ。

トッピングは「九頭竜まいたけ」以外に、タマネギやカイワレ、鶏の胸肉を使用したチャーシュー。 ラーメンの彩りを鮮やかにするほかにも、濃厚な味わいをサッパリさせ、ひと味違う旨さも楽しませてくるのだ。このトッピングはまさにベストなチョイス!



今回調査したのは福井市内の『麺匠 麦之介』の季節限定メニュー「きのこ泡白湯」。上品な味わいの白湯にスープにきのこの旨みや白トリュフのオイルを加え、「九頭竜まいたけ」もトッピングしており、まさにきのこづくし! トロトロで濃厚ながらも、後味が驚くほどスキッとしており、クセになる一杯だ。

なお、食べるうえで注意したいことがひとつだけ。スープがトロトロで驚くほど麺に絡むゆえに、食べ終えたときには、麺とともにスープもほとんど空になる……。
最後に丼を持ち上げスープだけを飲み干すことを、楽しみにしている人が残念な思いをしないため、あらかじめこれだけは言っておきたい。

探検隊レポート

スープの濃さ:トロトロ   
麺の種類  :ストレート細麺
ボリューム :普通



麺匠 麦之介
【住所】福井県福井市新田塚1-70-28
【電話】0776-89-1501
【時間】11:00~21:00
【休日】年末年始
【座席】26席
【駐車】32台(『唐唐亭』と共同)
【SNS】Facebook Instagram



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#グルメ#丹南#連載

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