【福井ラーメン探検隊】

『麵屋 暁』の「中華そば」。福井のラーメン調査・第31杯

2021/12/03

中華そば 850円

今回我々が訪れたのは福井市内、明里橋通りを少し入った『ハニー食彩館 大宮店』前にあるラーメン店『麵屋 暁(あかつき)』。2004年に屋台から始まり、コチラに店を構えて今年の9月9日には9周年を迎えている。



外観はノスタルジックであるが、店舗内は新しくスッキリしたデザインとなっており、テーブル席も広く間隔があけられている。これなら隣を気にせずラーメンに“全集中”できそうだ。そして今回味わうのが、屋台時代のスープを復活させたという「中華そば」。

「懐かしのあの味が復活!」

スープは地鶏・名古屋コーチンの鶏ガラと豚骨のみで炊き上げたダシがベースのシンプルな醤油味。豚の背脂と鶏湯(チーユ)で作ったネギ油も加え、味に奥深さを醸し出している。
いわゆる“懐かしの中華そば”をブラッシュアップしたものではなく、屋台時代の旨さをそのまま蘇らせた“復刻めにゅう”なのだ。古き良き旨さにまた出会えるなんて、まさしく歓喜!





麺はスープによく馴染むよう3日間冷蔵庫で寝かせたものを使用しているため、粉っぽさはなくコシがある。醤油味のスープにも合わせるため、あえて硬めに茹でているだけあって喉ごしが良い!

「じわっとくる懐かしさ。ラーメンには“ナルト”でしょ」

具も屋台時代から変えずにシンプルで、豚バラのチャーシューにもやし、メンマ、ネギ、ナルト。この渦巻きのかまぼこ“なると”を見た瞬間に感動すら覚えた隊員。
昔ながらの味を提供するラーメン店は数あれど、なるとがちょこんと鎮座する「中華そば」はありそうで、なかなか出会えない。だから嬉しいのだ!



今回調査したのは『麵屋 暁』が屋台時代の味を復刻したメニュー「中華そば」。
鶏と豚だけで作られたシンプルなスープだが、鶏湯や豚の背脂を合わせることで味に奥行きも加わっている。スープはクセがなく、まさに最後の一滴まで飲み干せる一杯。

そして、極めつけはこの“ナルト”。昔はラーメンになるとがのっているのが主流だったが、いつしかあまり見られなくなった。しかし、コチラの「中華そば」にはなるとを鎮座させており、見た目でも懐かしさを演出。

昔ながらを踏襲しつつも、まったく色褪せない旨さを目でも味わえるラーメンだった。

探検隊レポート

スープの濃さ:あっさり   
麺の種類  :細麺
ボリューム :普通



麺屋 暁(あかつき)
【住所】福井県福井市文京6-35-17
【電話】なし
【時間】11:30~14:30、17:30~20:00
【休日】木曜
【座席】18席
【駐車】3台、『ハニー食彩館 大宮店』駐車場内にも5台駐車可能
【HP】あり
【SNS】Facebook Instagram Twitter



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#グルメ#福井市内#連載

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