【THE男氣食堂】

大食い必見! 福井最強クラスのひっでえ丼にかぶりつく。|越前めん処 江戸屋

2019/07/02

『江戸屋』が「日々URALA AWARDS 2019」がっつりグルメ部門賞を受賞!
おめでとうございます!
受賞インタビュー記事はこちらから

越前めん処 江戸屋

今日は福井でデカ盛りと言えばココ!と豪語してもよい、越前市は武生中央公園のすぐ南側にある食堂『越前めん処 江戸屋』に行くであります! 「暇があればいつも新しいメニューのことを考えていますよ」と話すアイデアマン店主、栗塚さんが生み出す数々のオリジナルメニューに全国から猛者が集まるというこの名店、いつかは挑もうと思っていたが、早速例のやつを食すことにしよう。
福井県で「めん処」と聞くと、蕎麦屋をイメージすると思うが今回の狙いは大盛のそばではなく、店オリジナルの名物丼ぶり。その名も「ひっで丼」! ちなみに“ひっで”とは、福井の方言で、とても、ひどく、凄まじいという意味。一体なにがひっでえのか、と腹をすかせながら期待して待つであります!

越前めん処 江戸屋
ひっで丼
ひっで丼 1200円(2019年取材当時の価格・内容です)

数分後、「昔から名物丼ぶりとしてやってるけど、ここ最近パワーアップしてね」と言いながら登場したのは期待通りの“ひっでえ”丼ぶり! 高さ17cmほどの丼ぶりを構成するのは、約2.5cm厚の濃厚デミ角煮に福井名物ソースカツが4カット、さらに豚肉の天ぷらがこんもり。そしてその下に隠れるようにマヨネーズたっぷりの千切りキャベツとほかほかなご飯。それでもって隣にはみそ汁の代わりの汁物です、と言わんばかりの小さなうどん!? 「うどんは頼んでないですよ」と言うと、「うちは丼ものにはうどんが付きます。もちろんひっで丼にも」と笑いながらの返答。これには思わず「ひっでえ…!」という心の声が漏れる。かつてない男気あふれるメニューにこちらの食欲も倍増。いざ実食するであります!

越前めん処 江戸屋
ひっで丼
2000kcalは優に超えるデカ盛りグルメ。しかしこれでも並






越前めん処 江戸屋
ひっで丼

まずはてっぺんのデミ角煮から。箸ですっと切れる柔らかな肉質に、越前市発祥のご当地グルメ「ぼるがらいす」並・850円にも使用される深いコクのデミグラスソースがからまり、濃い味わいを生み出す。食べ進めていると「うちの手作りタルタルをかけても美味しいですよ」と栗塚さん。なんとこのひっでえ丼ぶりにさらに追い打ちをかけるのか…!と考えつつも、もちろんお願いしたが、もはや角煮が見えない程のタルタル状態に。


ひっで丼
玉子などの具材がごろごろ入った自家製タルタル。+150円。1度かければやみつきに

これは濃厚ダブルパンチ!かと思ったが、デミグラスの甘味とタルタルの酸味が合いまって意外とあっさり。不思議なことにしつこくなく、角煮・ソースカツ・天ぷらとどれと合わせてもマイルドな味わいだ。4枚のカツもたっぷりとソースが染みわたりジューシー。これにはご飯もどんどん進むであります! ときおりキャベツをはさみつつ、飲むかのようにうどんもすする。しかし、このうどん、丼ぶりの付け合せにも関わらず、強いコシに風味の良い出汁。「ひっで丼」を食らう体には実に染みる一杯であります!

越前めん処 江戸屋
うどんも福井県産小麦「ふくこむぎ」を用いるなどこだわりをみせる

たっぷりと時間をかけたがなんとか完食。この他「ひっで丼」以外に、カツが10枚と玉子フライが3個乗った「デカ盛りソースカツ丼」2500円や、ご飯1kgを使用した「デカ盛りぼるがらいす」2400円などもラインナップ。大食いに自信のある輩は訪れるべき食堂であります!

越前めん処 江戸屋
【住所】福井県越前市高瀬2-6-15
【電話】0778-24-3248
【時間】11:00~19:00(18:30LO)
【休日】月曜、第3日曜
【席数】36席
【駐車場】あり
【HP】なし
【SNS】Facebook Instagram

#ランチ#連載#丹南

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