タグを指定
2022/09/15
エキマエと片町に店を構え、オシャレなキッチンカーでも有名になった『いちろくらーめん』。醤油・塩に太麺・細麺、さらにはトッピングも多種多様と、毎日でも飽きさせないラーメンですが、この度9月15日(木)、『ハピリン』1階につけ麺専門店をオープンさせました。
つけ麺は、今でこそラーメンの中でもちゃんとした“市民権”を得るようになりましたが、昔はそうでもありませんでした。『いちろくらーめん』オーナーの山中与志一さんは、東京でラーメン修業中の15年前からつけ麺にハマりっぱなし。「ずっと美味しいと思っていましたけど、福井ではその存在さえ知らない人がまだ多かったんですね。今は知られている存在になりましたので、いつかは出したいと思っていた夢を叶えられました」。
暑い日には冷やし中華同様、冷たい麺&冷たいスープでいただくこともできますが、山中さんのつけ麺の魅力は“冷たい麺&熱いスープ”にあるようです。「つけ麺というと、スープが薄く、ぬるくなっていくことに抵抗感を感じる人がいるかもしれませんが、そここそがつけ麺の魅力であり、遊び方なんだと思っています」。
麺を遊ぶ。面白い表現です。確かにラーメンとの違いは口の中に入れたときの、冷たい部分、熱い部分が食べるたびに変わる楽しさがあります。さらに食べ方も一口ずつ入れたり、ある程度入れて食べたりと自由。「この前はスープを全部麺の器の中に入れて食べたお客様もいました。まぁどんな食べ方であっても自由なのがつけ麺の魅力ではないですか?」。
さらに麺はのど越し重視の太麺、歯ごたえ重視の細麺に加え、ここだけの「うどん麺」も登場。毎日製麺所から直送の生うどん麺は、実はつけ麺のスープにもバッチリフィット。「お子さんの『うどんが食べたい』という声をよく聞いていたので、うどん麺で食べてみたらと配合などを試行錯誤しました」。
通常のラーメンスープよりも酸味を強くしたスープは、こちらのつけ麺仕様(通常の『いちろくらーめん』のつけ麺とちょっと違うんです)。これは15年前に毎日のように食べたつけ麺の味を再現しました。つけ麺への思いを抱き続けた、“つけ麺愛”が爆発した逸品、どうぞ召し上がれ。
つけ麺 いちろく
【住所】福井県福井市中央1-2-1 ハピリン 1F
【電話】0776-43-1639(2F『いちろくらーめん』と同じ)
【時間】11:00~20:15(日曜・祝日は19:00まで)
【席数】20席
【HP】あり
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!