【日々URALA誕生!私が日々大切にしていること】

言いたいことも言えない世の中なら。ウーマン村本。

2019/05/25

言いたいことも言えないくらいなら、、炎上上等!

マシンガンのように早口でまくしたてるスタイル、それまで見たことの無いほどハイテンポで笑いを畳み掛ける「芸」で人気の村本大輔さん。お笑い界では誰もが認める実力者、2013年にはその年のお笑いの頂点を決める「THE MANZAI」で見事優勝を飾った。だが、他の芸人が触れたがらない政治問題をタブーとせず、ズバズバ言いたいことを言う芸風は世間から容赦ないバッシングを浴びている。月刊URALAで3年以上続く連載コラム「炎上エンジョイ!」でも賛否を呼び続けた。「吉本の社員さんからもマークされている。舞台での出番終わりで別室に確保されて数時間説教をくらうことも。最近では彼らのことを『公安』と呼んでいます(笑)」。

「何より大切な存在」、である独演会に訪れた観客と。自然と表情も優しくなる

次第にテレビでその姿を見る機会が減り、さらにそのことを揶揄するSNS上の書き込みが続く。「1円にもならないSNSでの書き込みなんて気にしていません。俺は自分のやりたいことだけでメシを喰っていきたい。お金を払うことなく、チャンネルを合わせれば誰でも見られるテレビ媒体で、いろんな制約を受けながら我慢して芸をやる必要はないと思っています」。

一人でしゃべりまくるまさに独演会。予定の1時間を超えてしまうことも珍しくない

最近では全国各地で独演会を催し、お金を払い、わざわざ足を運んでくれるファンの前で、スピードスターと呼ばれた「話芸」を繰り広げている。その規模も様々で、何百人も入る大都市の会場から、数十人の飲食店で開催することもある。この日は、美浜町の山奥にあるカフェ「MIROKU」での独演会。30人も入ればいっぱいとなる小さな会場で、予定時間を大幅に超える熱い催しとなった。

時にはワイン片手にステージに臨むことも。話がさらに過激になっていく!?

「スポンサーもいない、運営費もかけられない、自分の実力だけが頼りのイベント。だからこそ、誰にも遠慮することなく、忖度することなく、好きな事をしゃべれる。この時間を何よりも大切にしています」。そこには確かに、テレビで眩しいほど輝いていたころと変わらず、爆笑を畳み掛ける話芸があった。

村本大輔(むらもとだいすけ)
福井県大飯町出身。2008年位結成したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」のボケ担当。賛否両論のコラム「炎上エンジョイ」は、日々URALAにて継続することが決定! 
https://twitter.com/WRHMURAMOTO

#人物#インタビュー#特集#エンタメ

  • ツイートするツイートする
  • シェアするシェアする
  • 送信する送信する