自生種から咲かせたキキョウを手に「いつか里山に戻したい」と夢を語る河田勝治さん=あわら市波松の自宅で
移植を計画、自宅で栽培
あわら市の自然保護団体「あわらの自然を愛する会」会長の河田勝治さん(74)=同市波松=の自宅で、県内の里山で種を採取し育てているキキョウが見頃を迎えた。県域絶滅危惧1(ローマ数字の1)類で、自生を見かけることが困難な多年草だ。二〇一四年に花壇での開花に成功したが、株数は減るばかり。来年は会が発足して十年の節目とあって「次のシーズンには何とか増やし、里山に移植したい」と意気込む。 (北原愛)
(日刊県民福井)
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