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2024/01/25
バスケットボールB3リーグの第15節が行われ、福井ブローウィンズは1月20日・21日にさいたまブロンコスと対戦。106-93、105-83で勝利して、連勝記録を「20」に伸ばした。
福井県営体育館で行われた21日の試合は、今シーズン最多となる3448人の入場者数を記録した。MVPに選ばれたのは、この日放った5本のシュートをすべて成功させて10得点の活躍を見せた小川京介。前日の試合で出場がなかった小川は「最近、貢献することができていなかった。その分をしっかりコートに置いてこようという思いでプレーした」と、試合後の勝利インタビューに応えた。
21日の試合前、伊佐勉ヘッドコーチは「ディフェンスから仕掛けて、オフェンスにつなげよう」と指示。大型選手がそろうさいたまブロンコスに対して、福井ブローウィンズは序盤でベンジャミン・ローソンがファウルトラブル。第2クオーター、1点差に迫られる場面でも指揮官は「テンポを切らずにやり続けよう。人とボールを動かして、自分たちのアドバンテージを見極めながらアグレッシブに攻めよう」と選手たちに訴えた。
そこからトレイ・ボイドⅢの連続得点など、選手全員が攻守の連動した動きでテンポよく、点差を広げる展開に。小川も積極的なディフェンスとともに、第3クオーター終了間際に3ポイントシュートを決めるなど、気持ちのこもったプレーでチームを勢いづかせる。第4クオーターには、チーム最年少の志冨田温大がディフェンスや鋭いドライブから得点を決めるなど、存在感を示した。
ゾーンディフェンスに切り替えて対応するなど、選手全員が高い遂行力を示して完勝した福井ブローウィンズ。試合後、満田丈太郎主将は「(20日の試合でやられた)セカンドチャンスポイントやトランジションポイントをしっかりと抑えることができた」と話し、第2クオーター以降目標としている「19失点以下」に抑えたディフェンスを勝利の要因に挙げた。
福井ブローウィンズは通算27勝3敗で勝率9割。20連勝はB3リーグで単独2位の記録となっている。次節の金沢武士団との試合は能登半島地震の影響で中止となっている。2月3日・4日に福井県営体育館で行われる第17節でアースフレンズ東京Zと対戦する。
B3リーグ 2023-24 第17節
福井ブローウィンズ VS アースフレンズ東京Z
【会場】福井県営体育館(福井県福井市福町3-20)
【日時】2024/2/3(土) 15:00試合開始、4(日)14:00試合開始
【HP】あり
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