【気象予報士 二村千津子の風と雲】
2024/05/01
こんにちは。
気象予報士の二村千津子です。
5月になりました。すっかり新緑がまぶしい季節になりました。
4月の半ばから東京での生活が始まりましたが、つつじやハナミズキなどの存在感が増してくるのが、やはり福井よりも少し早い印象です。皆さんは、ことしのサクラ、楽しまれましたか?
わたしは、引っ越しの準備そっちのけで4月の初めごろは、桜をめでて回っていました。

ことしの夜桜見物は、例年よりも気温が高かったので、寒さに震えることなく楽しむことができました。
でも、そんな調子だったので、新居の様子は…

まだ段ボールに埋もれています。
福井を発つまでに断捨離をして荷物を減らそうと思っていたのに、まんまと選別できないまま上京しました。
この4月から福井で生活を始められた方の中には、似たような状況の方もいるのでは…と思い、ご紹介しました。この記事が配信されるころまでには、半分くらいは見える床の面積が増えているといいなあ…と思っています。
さて、4月も寒暖差が激しかったですね。

ここ数回、毎回のように気温変化のグラフを出しています。
決して手抜きではなく、本当にグラフにしてみたくなるほどの変化だからです。
また、5月も北陸地方だけでなく、全国的に気温は高めの傾向です。福井市では5月になると、気温が30度以上の真夏日になる日も出てきます。例年以上に早く真夏日が観測される可能性もあります。
以前、5月は暑さに慣れるための運動をするのにいい時期だというお話をしました。
“暑熱順化”です。
でも、やらなくちゃって思ってもなかなか腰が上がらないこともありますよね。
これからの時期、ぜひおすすめなのが、ゆる山登山です。
福井県内には、標高がそこまで高くないけれど、眺望がすばらしかったり、人との触れ合いが温かい、病みつきになる低山がたくさんあります。
先月も、新幹線が見える山として、ご紹介した山もありますが、まだまだたくさん。
その中でもわたしのおすすめは文殊山です。
福井市と鯖江市の境にある文殊山は、お仕事としても登りましたが、「あした天気が良さそうだから、ちょっと登るか」とすぐに予定を立てられるという立地も魅力です。そして、この時期は、とにかく新緑のパワーを存分に感じることができます。

新緑のパワーって、なんだか抽象的で、イメージでしょ…って思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、この木々から発散される成分には私たち人間をリラックスさせる効果があるといわれているんです。その成分がフィトンチッドです。
もともとは木が有害な微生物などから身を守るために発せられる成分で、微生物たちにとっては苦手な成分だそうですが、それが、私たちにとっては、リフレッシュできる成分とのこと。
木々の葉っぱが強い日差しを遮ってくれるため歩きやすい上に、しっかり足腰を使っていい運動になりますし、さらにリフレッシュできるとなれば、登らない手はありませんね。
先月、福井を離れる前に、駆け込み登山をしたときは,新緑の季節の少し前。
春の花々が彩りを添えていました。ことしもお休みを使って、福井のゆる山に登りたいと思っています。
新年度がスタートして1か月。緊張した日々を送って、お疲れ気味の方はリフレッシュしに、最近汗をかいていないなぁって思われる方は、本格的な暑さがやってくる前に、気持ちよく汗をかくために、森林浴、おすすめです。
※回答の掲載時期は未定です。全てのご質問にお答えできるとは限りませんので、ご了承ください。
二村千津子(ふたむらちづこ)
福井県出身。気象予報士・防災士・気象防災アドバイザー
2017年から7年間NHK福井放送局「ニュースザウルスふくい」で
気象情報を担当。
この4月からはテレビ朝日の夕方の番組で気象ディレクターとして
気象コーナーを作る仕事に携わる。 アメブロ
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