2019/12/02
400年以上前から伝承されてきた新春の敦賀の民俗行事。厄年の男性が扮した「夷子(えびす)神」「大黒神」が練り歩き、集まった数百人の老若男女が「夷子」「大黒」それぞれに分かれて大綱引きを繰り広げる。
「夷子・大黒綱引き」とも呼ばれ、毎年1月の第3日曜日に行われる敦賀市相生町の国指定重要無形民俗文化財である「敦賀西町の綱引き」。一度は担い手不足により中止となったが、綱引きの復活を望む声を受け開催されることとなった。
漁業関係者の夷子方と農業関係者の大黒方が大綱(長さ50m、太さ25cm)ほどの大綱を引き合い、夷子側が勝てばその年は豊漁、大黒側が勝てば豊作、という年占神事。綱引きの参加は自由。 引き合った大綱のわらは持ち帰ることもでき、無病息災のお守りといわれている。
どちらが勝ってもめでたい綱引き! あなたが望むのは豊作? 豊漁? どちらにつこうかな。
敦賀西町の綱引き(夷子・大黒綱引き)
【日程】2020/1/19(日)
【会場】福井県敦賀市相生町(旧西町通り)
【時間】神事12:00頃から、巡業及び綱引き14:00頃から
【料金】無料
【お問い合わせ】0770-22-8167 ((一社)敦賀観光協会)
【HP】あり
日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!