【長坂真護のMAGO NOTE】

長坂真護のMAGO NOTE|天才のなり方、 行動が教えた 真実の愛 2

2020/01/10

『MAGO GALLERY OSAKA』
『MAGO GALLERY OSAKA』大阪市中央区今橋1-1-3 IMABASHI GATE PLACE 1F 完全予約制につき見学希望はメールにて yurie.an11@gmail.com(担当:村上) ©MAGO

11月は僕の専属ギャラリー『MAGO GALLERY OSAKA,SHIGA』の同時オープンでした。目まぐるしいスケジュールの中の達成感。実にガーナから帰国して2カ月ほどで100枚以上は描いたでしょうか?このペースは数多の画家の中でもトップクラスのペースではないでしょうか?昔は1カ月に一枚描くか描かないか、の程度でした。それが今では描いても描いてもほとばしり、ものすごいパッションで心が満たされ、僕が追い求めていたピカソのような無限にあふれる創造力が湧き出ている感覚です。  

ピカソは生涯1万点を超えるアートをこの世界に残しました。このペースを維持する事が出来れば、年間500枚、20年で1万枚。55歳頃にピカソの記録の背中が見えてくる……。このほとばしる才能、周りから“天才”と呼ばれるこの創作意欲はどこからやってきたのでしょう。 「僕は天才だ、だからこんなに描けるんだ、ただそれだけ!」と豪語したいところですが、実際僕は天才でもなんでなく、ただの凡人です。でも側から見ると、天才に見える状態にいるそうです。その答えは一つ。  

僕はガーナのスラム街に“真実の愛”を見つけたからです。  

人生で初めて、人のために生きようと心から思えたのです。世界で一番ガーナのスラム街を救いたいって思ったのです。人のために生きる……。これまでの人生で一度も思った事がありませんでした。真実の愛は僕に今まで持っていなかった力を与え、枯渇することのない創造性を与えてくれたのです。  

彼らの生活を変えるには、一枚でも多く沢山の絵を描かなくてはならない。絵を描けば描くほど糸口が見え、ガーナのゴミが減り、その売り上げが彼らの生活を変える。この純粋な想いが、僕のアートの才能を開花させたといっても過言ではありません。  

真実の愛は貴方も、その周りの人間も、みんなを幸せにできる。真実の愛を知れば貴方は強くもなれるし、優しくなれる。そんな勇敢な貴方が待っています。今一度、2020年を迎える前に、真実の愛について考えてみては良いのではないでしょうか?来年度もぜひMAGO NOTEをよろしくお願いします。

皆さまに大きな愛を 美術家 長坂真護

美術家 長坂真護
MAGO CREATION㈱代表取締役兼美術家 /MAGO Art & Study Institute Founder。サスティナブルを合言葉に、ガーナのスラム街に先進国が不法投棄した電子廃棄物を再利用し、美術品を制作販売。その利益をスラム街での新規雇用や完全無料の学校運営に。
公式HP  Instagram



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#コラム#アート#連載

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