【THE男氣食堂】
2020/01/08
男気食堂…
日本男児が求める「THE昼飯」を勢力取材! 男児たるもの飯にがっつくべし! 福井県内に眠るがっつりランチを紹介していくであります!
三国の街中に佇む『石勝食堂』。看板メニューの「玉子かつ丼」と人気を二分するという「トンテキ定食」の噂を聞きつけて、早速食べにきたであります!
オープンキッチンからジュージューと香ばしい音と香りが漂ってきたら出来上がりの合図。山盛りキャベツの千切りと共に大皿に盛り付けられた豚ロース肉はたっぷり180gのボリュームで、見た目から食欲をそそる。ご飯はこだわりのハナエチゼンで、料金変わらず大・中・小から選べるのも嬉しい。
「お客様の期待に応えるため、味にはとことんこだわって金額は安く抑えたい」という店主の心意気で、この迫力ながら料金は1000円! 男気あふれる料金設定と食べ応えにも大満足であります!
女性でもペロリと完食する人が多いというこの店のトンテキ。丁寧に筋切りした肉は驚くほど柔らかく、絶妙な火の通り具合にも感激であります! また、何と言ってもおいしさの秘訣は肉に絡んだ特製の和風ダレ!
醤油ベースのタレは試行錯誤を繰り返して完成させたもので、肉の旨味を邪魔しないあっさりとした味わい。実は隠し味にチャーシューの煮汁が入っているのがポイントなのだとか。「初めて出してから1~2ヵ月は煮汁無しのタレで出していたんですが、何となく物足りないな……と感じていて。ある日、何気なくチャーシューを煮込んだ汁を足してみたらコクが出て、これで行こう! と味が決まりました」と店主。
長年継ぎ足し続けて肉の旨味が溶け出した煮汁ならではの深い味わいが、トンテキをさらにおいしく仕上げてくれる。
地元の常連さんはもちろん、家族連れでの来店や配達の注文も多いという『石勝食堂』。開店以来50年以上続くおいしさは、地元三国の人達にも支えられている。「昨年は地元のご婦人方が参加する料理の講習会で講師を務め、うちの店の玉子かつ丼の作り方をレクチャーしました」と笑う店主。妥協のない味へのこだわりと、地元を大切にする姿勢もこの店が長年愛される秘訣なのだろう。
石勝食堂(いしかつしょくどう)
【住所】福井県坂井市三国町南本町4-11-12
【電話】0776-81-2719
【時間】11:30~15:00、17:00~20:00(LOは各15分前)
【休日】木曜
【席数】28席
【駐車場】5台
【HP】なし
【SNS】Facebook Instagram
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