【インタビュー】SOIL&“PIMP”SESSIONS 社長が語る、アルバム『MAN STEALS THE STARS』

2020/01/24

2019年7月、福井市中央公園で開催された福井初の都市型フェス『ONE PARK FESTIVAL』。同フェスの音楽顧問を務めた“社長”(福井出身)がアジテーターを務めるSOIL&“PIMP”SESSIONSが1年半ぶりにオリジナルアルバム『MAN STEALS THE STARS』を昨年12月にリリース。

先日、CHOPでリリース記念ライブを行なった彼らを代表し、今作について、そして昨年末に開催をアナウンスした『ONE PARK FESTIVAL 2020』に向ける想いを、バンドのスポークスマンである社長に話を聞いた。
        

前作を作り終わったときから、次はインストかなという意識はあったと思います

――『MAN STEALS THE STARS』は、“未来からやってきた詩人の架空の物語”がコンセプトなんですよね。きっかけなんですか?

タブゾンビが作ってきたデモを聴いたときに、ピアノの丈青が「ブレードランナーみたいだね」と言った一言がきっかけとなり、タブゾンビがイメージしていた“近未来・宇宙・タイムトラベル・パラレルワールド”といったキーワードを意識してアルバム制作が進みました。後にその曲に、詩人の山崎円城さんをポエトリーリーディングでフィーチャーすることになったのですが、円城さんが書いてくださった詩の一節に「MAN STEALS THE STARS」という言葉があり、これしかない!とアルバムタイトルとさせていただきました。

――前作『DAPPER』では多くのボーカリストやラッパーをフィーチャリングに迎えていましたが、今作はポエトリーリーディングの山崎円城さん、ドラマーの石若駿さん、ギタリストの長岡亮介さんをフィーチャリングに迎えていますね。いわゆる“歌モノ”ではない作品にしたのはなぜですか?

特に理由はありませんが、前作を作り終わったときから「次はインストかな」という意識はあったと思います。こちらが本来の姿ですから。その中で、ボーカリストではなく、プレイヤーをフィーチャーしたら面白いんじゃないかな、というアイディアも実現しました。

――ポエトリーリーディングの山崎円城さん、ドラマーの石若駿さん、ギタリストの長岡亮介さんに客演を依頼した理由を教えてください。

山崎円城さんは学生の頃からの憧れの存在でした。彼のバンド「F.I.B Journal」からはたくさんの影響を受けましたし、石若君は今最も求められているドラマーです。現代ジャズにおいては、ビートと音色が新しさを印象付ける、大切な要素です。FUYU君と共に、新しいビートの風を吹かせてくれました。
長岡君は長い付き合いの友人で、20年前にタブゾンビと一緒にバンドをやっていたんですよ。

――想像ですが、フィーチャリングを迎えることで、制作期間が長くなるのじゃないか?と思うんですが、実際、今作はどれほどの時間を費やしたのでしょうか?

今作は早かったですね。夏ごろから作曲はスタートしていましたが、実際のメインのレコーディングは1週間くらい。その後の作業も含めて、トータル3〜4カ月くらいだったかと。 今回ゲストにお招きしたような、実力のあるプレイヤーは仕事も早いんですよ 。

――前作『DAPPER』をリリースした際、インタビューで「近年の海外ジャズシーンのレベルの高さに、センスももちろん重要だけど、僕も含め、めちゃめちゃ練習しなきゃなと思った」と答えていたことに驚きました。今作もその想いは強いですか?

そうですね、今作はあまりその意識はありません。練習が必要かどうかは、メンバーそれぞれ違いますしね。相変わらず、ハイレベルな海外のジャズシーンからは刺激をうけています。


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#インタビュー#音楽#イベント#エンタメ

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