県立恐竜博物館(勝山市)は二十七日、同市北谷町杉山の恐竜化石発掘現場の手取層群北谷層(白亜紀前期、約一億二千万年前)で発見された裸子植物の種子などを含む化石が、ナンヨウスギ科の種鱗(しゅりん)複合体の新種として認定されたと発表した。現場からは他にも新種の可能性のある種鱗複合体化石が見つかった。現在はほとんどが南半球に分布しているナンヨウスギ科植物が、一億年以上前の東アジアでどのように多様性が進んだかを知る手掛かりとなる。
(中日新聞福井版)
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