雁が原スキー場破綻 暖冬で営業日数激減

2020/02/04

運営会社が破産手続き開始の申し立て準備を進めている雁が原スキー場=勝山市で

勝山観光施設 近く破産申請
勝山市の雁が原スキー場の運営会社「勝山観光施設」が、破産手続き開始の申し立ての準備を進めていることが三日、分かった。今季は記録的な暖冬で一日も営業できないなど、近年の暖冬や豪雪で営業日数が激減したことが影響。関係者によると負債総額は二億円を超えるとみられ、近く福井地裁に申請する予定。譲渡などによる運営継続の見通しはたっておらず、半世紀以上にわたり県民らに親しまれてきたゲレンデは事実上閉鎖される。

(日刊県民福井)
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