【メトロの灯】

アカデミー賞作品賞他4冠!『パラサイト』 やっぱりスクリーンで観てほしいもの|メトロの灯

2020/02/19

2020/2/19

映画館の人間がこんなことをいうのは不適切かもしれないが、Netflixやamazonといったコンテンツ配信サービスを、私は便利に愛用している。身体半分は、東京で会社勤めの身。往復2時間の通勤時間は、映画のキャッチアップのためにiPadに食い入っている。しかし、これは鑑賞とは程遠く、知るために「見る」行為、情報収集の手段として使っているのかもしれない。

ネット配信のNetflixがオリジナルで制作した作品が昨今カンヌ国際映画祭やアカデミー賞などの賞レースを賑わす。昨年のアカデミー賞監督賞など受賞の「ROMA ローマ」、今年のアカデミー賞に絡んだ「アイリッシュマン」、「マリッジストーリー」、「二人の教皇」といった作品群は早々にチェック。良い作品ということはすぐ伝わったが、「観る」より「確認した」という感じをもってしまった。それもそのはずで、最高品質で制作されているのだから、家庭の設備が作品のレベルに足るわけもないのだ。結局劇場に「鑑賞」しに出かけた。
同じことが、往年の名作にも言えると思う。映画人は、より素晴らしい、面白い作品を創ろうと、その時代時代で最高の音や映像の技術を駆使していたはずだから。配信やブルーレイソフトなどで見て、気に入った時は映画館で観たいなぁと思われたことはないだろうか? 気に入った作品ほど、劇場の画面で観たいと思うのが、シネフィルな方の本音ではないかと思う。


22日、23日に福井日英協会30周年記念事業の「感動映画祭」に協力させてもらった。一度はスクリーンで、もう一度スクリーンでと思っていただけるような作品、そして、それぞれの国の文化や歴史を理解するのに役立つような作品を、事務局の商工会議所の方々と一緒に選定している。初めて方も、お気に入りの作品を見つけられた方も、映画館の没頭感の中で観てほしい。テレビや携帯、PCで観るのとは全く印象が変わるはず。そして、話題の「パラサイト 半地下の家族」。映像・音はもちろんのこと、その場にいる方々と体験を共有する楽しみも味わっていただける作品だ。先週末、満員の場内では、同じ場所で皆様が同時に笑い、はっと息をのむ音や息遣いまでが会場を埋め尽くしていた。一体感を楽しんだという何よりうれしいお客様のコメントを多数いただいている。

映画館で映画を観ることと何が違うか? 配給会社の方とよもやま話の話題にお聞きするのだが、音や映像の色などの再現性、没当感や集中力、そして大勢で楽しむ集団心理、といったことをおっしゃる方が多い。

楽しみ方は、デバイスの種類だけでなくその人の求めるものによって、もっともっと自由になってくると思う。ただ、一期一会でその回でご一緒した観客の皆様と映画館で一緒に作品を観ることは、ひとりでは決して得られない「体験」的なの要素が加わってくることがある。ライブの楽しさにも似た。是非お試しを!

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一日「パラサイト 半地下の家族」デー


『パラサイト 半地下の家族』
2/15 〜 終映日未定
上映時間などはHPをチェック


パラサイト 半地下の家族

【公式HP】http://www.parasite-mv.jp/
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メトロ劇場
【住所】福井県福井市順化1-2-14
【電話】0776-22-1772
【HP】あり
【SNS】Twitter(メトロ劇場) Twitter(メトロ劇場 支配人)



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