【かずのすけの美容塾】

教えて! かずのすけ先生! 全身美肌を目指すなら、どんなボディケアが有効?

2020/05/13

Q:全身美肌を目指すなら、どんなボディケアが有効?

イラスト/サキザキ ナリ

僕はアトピー体質ですので、長く身体の乾燥や痒みなどに悩んでいました。しかしとても簡単な「とあるケア」をはじめてからというもの身体の乾燥がかなり改善し、現在では体中にあったアトピーの肌荒れも完全に解消して良い状態の肌を維持できています。アトピーではない人が行なえば、ツルツル美肌も夢ではないでしょう。

では肝心のその方法とはどんなものか……それは「身体を洗うのにボディソープを使用しない」というものです。身体の洗浄は基本的にお湯のみで行ない、関節の部分など汚れやすい部位のみ洗顔料等の残り泡で軽く洗う程度がオススメです。本来身体というのは皮脂の分泌量が少なく、石鹸を泡立ててゴシゴシ洗う必要性は全くありません。それを日々行なっていると、少ない皮脂が根こそぎ奪われてしまい乾燥を招くため、様々なボディの肌荒れを招きます。シャワーのみだと落ちない汚れもあるので、毎日しっかり入浴することも大切です。

ただし注意点があります。それは「トリートメント」を使用した場合、背中など液剤が流れた部位は洗浄剤を利用して十分に洗って欲しいということです。トリートメントにはセトリモニウムブロミドなどの「陽イオン界面活性剤」という髪の毛を柔軟にして扱いやすくする成分が入っています。この成分は髪にとっては良いものですが、実は皮膚残留性と皮膚刺激が強めな成分のため、例えばこれが背中などに付着していると背中のニキビなどの皮膚トラブルの原因になる可能性があります。トリートメントを使用した場合はその後に首や背中を泡で流すようにしましょう。

また、先程も軽く書きましたが、泡で洗浄する場合は市販される一般的なボディソープや石鹸よりも「洗顔料」を使用した方がお肌にはマイルドなことが多いです。洗顔は泡立てネットを使ってたっぷり泡を立てたら、顔を洗うついでに残った泡で汚れやすい部位や首筋・背中などを優しく洗うと時短にもなります。その他の部位は基本的にお湯洗いのみです。

あとは日々着用する衣類や柔軟剤などの成分も重要です。衣類(特に肌着)がポリエステルなどの化繊のものだと痒みが出やすいので、綿などの天然繊維の衣類を中心に着用しましょう。柔軟剤には先程説明したトリートメントと同じ成分の陽イオン界面活性剤が使われているため、肌が弱いとこれもトラブルの原因になります。「おしゃれ着用洗剤」は柔軟剤を使用せずに衣類を柔らかく仕上げられるので、特に肌着などはおしゃれ着洗剤のみで洗うと良いですよ。

かずのすけ
美容化学者。横浜国立大学大学院修了。化学で美容を解説するブログが人気で月間500万PV、Twitterフォロワー6万人超。著書は『オトナ女子のための美肌図鑑』(ワニブックス)、最新刊『美肌成分事典』(主婦の友社)ほか9冊。坂井市丸岡町出身。本名:西 一総(かずさ)
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