【東京で出会います。】
2020/06/23
自粛期間を経て、ようやくぼちぼち対面での会議も増えてきました。とはいっても、世代や事業の領域的にまだまだほとんどの会議やイベントや飲み会(飲まないし食べないけど)をオンラインで開催しています。
「オフラインで会う」「オフラインのイベントに参加する」ことがよりハードルが上がったというか、結構「オンラインでもいいよね、これ。」っていう会議や集まりをオンラインで実施するハードルがものすごく下がったような印象です。
先日オフラインの会議に参加したのですが、自粛以前と比較すると何か、そのオフラインで行われている会議自体が「特別な会議」であるという認識が全員の中に共通してあるような感じがしたんですよね。あと、何気ない雑談でもクリエイティブな案が生まれたり、相手の意外な一面について知ることができたり。オフラインで対面することの良さを改めて感じました。
「出会いこそ、学びの根源である」みたいなことを押し出している教育事業を行っている身としては、やはり「オンラインでも学びの効果ってあるの?」ということがとても気になっているんですよね。オフラインでの対話と、オンラインでの対話の違いは、どのように学習者の学びに影響してくるのだろうかと。
自粛期間中、企業研修などのシーズンでもあり多くの企業や学校が、新人研修やオリエンテーション等のオンラインでの開催に戸惑ったのではないかと思います。特に、「本当に伝わっているのだろうか?」とか、「学習効果が薄くなってないか不安」みたいな、そういった声を多く聞きました。
我々の教育プログラムも、本来は「高校生が、学校や学年の枠をこえた同世代や、地域の社会人や大学生等と、オフラインで直接会って対話することで座学では得られない気づきや学びを得る。」というような内容で、オンラインでの開催を決定した際には学習効果等、学習者に与える影響について多少気掛かりでした。
一方、しゃべる側の課題もいくつかあります。オンラインでイベントや研修を開催したことがある人はわかると思いますが、「リアクションが見えにくいため講師役がしゃべりにくい」という問題がありますよね。しかも日常生活で鏡が目の前にない限り自分の顔を見ながらしゃべる機会は少ないですが、ビデオ会議ツールでは特に設定してない限り自分の顔も映っています。これが慣れていないと、まあしゃべりにくいんですよ。鏡を見ながら長時間しゃべるとおかしな感覚になるみたいな遊びが小学生の時にちょこっと流行っていましたが、そんな感覚です。
このようにいろいろ勝手が違う点があるのでオフラインがそのままオンラインになったとは言えません。
(次ページへつづく)
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