【6/3~5、11~13】物語の世界へと誘う「岡田淳 原画展」

2022/05/31


こども時代、学校の図書室でわくわくしながら読んだあの物語、どこかで出会ったちょっと不思議な世界……。「日本のムーミン谷」とも評される人気シリーズ『こそあどの森の物語』をはじめ、『星モグラサンジの伝説』『夜の小学校で』といったヒット作でもおなじみ、児童文学作家・岡田淳さん。

2007年の定年まで、小学校の図工の先生をつとめながら作家活動を続けてきたからか、小学校を舞台にしたあたたかなファンタジーなど、自身の経験をいかしたすてきな作品をこれまでにたくさん世に送り出してきました。

岡田淳さん自らが挿絵を手がけた作品も多いので、印象的なイラストとともに物語を愛している読者もいるのではないでしょうか

そんな岡田淳さんの作品世界に魅せられた1人、さばえを寝床にするちいさな移動図書室『もぐらのほんだな』を運営する笹本早夕里さんが、このたび、ふくいではじめての原画展を企画しました。

「子どものころから大好きな、岡田淳さんがつむぐ物語の世界。長年の夢が1つ叶いました。今回、ふくいにやってくる原画は、わたしにとってどれも思い入れのある物語の挿絵やイラストばかりです。岡田淳ファンの方とはぜひその思いを共有したいですし、未読の方も今回の原画展をきっかけに、新しい物語と運命的な出会いがあるかもしれない。そんな、すてきな出会いが生まれたらうれしいですね」と笹本さん。



岡田淳さんの描きおろしイラストやサイン本もたのしみ。サイン本リスト『ふしぎな木の実の料理法』『星モグラサンジの伝説』『夜の小学校で』『図工準備室の窓から 窓をあければ子どもたちがいた』『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』。数に限りがあるため、気になる方はお早めに

当日会場では、原画の展示だけでなく、ふくいのファンのために特別に描いてくれたイラストやサイン本の販売、『もぐらのほんだな』として岡田淳作品約20冊の貸出しなども行なわれます。

会場となる大和屋鯖江店の店内には、珈琲豆はもちろん、オリジナルのお茶菓子や器、小物などが並んでいて、見ているだけでワクワク。珈琲の試飲もできるので、自分だけのお気に入りが見つかります

こどもはもちろん、大人もまた違った視点でたのしめる、ちょっと不思議な作品世界。原画では、作者の繊細な筆の運びや息づかいまでが感じられます。ぜひともこの機会に、その世界観にゆっくりとふれてみてはいかがでしょうか。鑑賞後には、『大和屋 鯖江店』のおいしい珈琲で、ほっと一息どうぞ。



PROFILE●岡田淳(おかだ じゅん)/1947年兵庫生まれ。西宮市内の小学校で38年間図工教師をつとめ、授業の題材にと書いたお話がきっかけで作家デビュー。累計70万部ごえのベストセラー『こそあどの森の物語』(理論社)は、野間児童文学賞を受賞し、国際アンデルセン賞のオナーリストにも選定。

児童文学作家 岡田淳 原画展
【会場】大和屋鯖江店 2階ギャラリー(福井県鯖江市水落町2-2909-4)
【日程】6/3(金)~6/5(日)、6/11(土)~6/13(月)
【時間】10:00~18:00(初日のみ20:00まで)
【料金】入場無料
【お問い合せ】もぐらのほんだな moguranohondana@gmail.com
【SNS】Instagram






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#鯖江市#おでかけ#アート

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