2022/05/31
こども時代、学校の図書室でわくわくしながら読んだあの物語、どこかで出会ったちょっと不思議な世界……。「日本のムーミン谷」とも評される人気シリーズ『こそあどの森の物語』をはじめ、『星モグラサンジの伝説』『夜の小学校で』といったヒット作でもおなじみ、児童文学作家・岡田淳さん。
2007年の定年まで、小学校の図工の先生をつとめながら作家活動を続けてきたからか、小学校を舞台にしたあたたかなファンタジーなど、自身の経験をいかしたすてきな作品をこれまでにたくさん世に送り出してきました。
そんな岡田淳さんの作品世界に魅せられた1人、さばえを寝床にするちいさな移動図書室『もぐらのほんだな』を運営する笹本早夕里さんが、このたび、ふくいではじめての原画展を企画しました。
「子どものころから大好きな、岡田淳さんがつむぐ物語の世界。長年の夢が1つ叶いました。今回、ふくいにやってくる原画は、わたしにとってどれも思い入れのある物語の挿絵やイラストばかりです。岡田淳ファンの方とはぜひその思いを共有したいですし、未読の方も今回の原画展をきっかけに、新しい物語と運命的な出会いがあるかもしれない。そんな、すてきな出会いが生まれたらうれしいですね」と笹本さん。
当日会場では、原画の展示だけでなく、ふくいのファンのために特別に描いてくれたイラストやサイン本の販売、『もぐらのほんだな』として岡田淳作品約20冊の貸出しなども行なわれます。
こどもはもちろん、大人もまた違った視点でたのしめる、ちょっと不思議な作品世界。原画では、作者の繊細な筆の運びや息づかいまでが感じられます。ぜひともこの機会に、その世界観にゆっくりとふれてみてはいかがでしょうか。鑑賞後には、『大和屋 鯖江店』のおいしい珈琲で、ほっと一息どうぞ。
児童文学作家 岡田淳 原画展
【会場】大和屋鯖江店 2階ギャラリー(福井県鯖江市水落町2-2909-4)
【日程】6/3(金)~6/5(日)、6/11(土)~6/13(月)
【時間】10:00~18:00(初日のみ20:00まで)
【料金】入場無料
【お問い合せ】もぐらのほんだな moguranohondana@gmail.com
【SNS】Instagram
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