福井ブローウィンズ、木村圭吾が先発起用に応えて21得点。ホームの奈良戦で15勝目。|Bリーグ24-25シーズン第11節

2024/12/11

バスケットボールB2リーグ2024-25シーズン第11節で、福井ブローウィンズはバンビシャス奈良と12月7日・8日にホームのセーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)で対戦した。

強いフィジカルで攻守に躍動した福井の木村圭吾

前節までアウェーで4連勝してホームゲームに臨んだ福井だったが、GAME1ではディフェンスで持ち味を出せず86失点。オフェンスも3ポイントシュートが21本中6本(28.6%)の成功にとどまるなど、攻守で精彩を欠き、今シーズン6敗目を喫した。

GAME2では激しいプレッシャーと素早いトランジションから得点を重ねるなど、持ち味のチームバスケットを展開。両チーム最多の21得点を上げたのは福井の木村圭吾だ。4試合連続で先発出場と好調をキープ、勝利に貢献した。

チームを牽引する福井の長谷川智伸。GAME1でMIPに選出

福井にとっては11月16日・17日の第8節(アルティーリ千葉戦)以来となる5試合ぶりのホームゲーム。今季初の4連勝中でアドバンテージを生かした連勝更新に期待が高まった。

GAME1は第1クォーター、3ポイントシュートでの得点がなかった福井に対して、奈良は3本の3ポイントシュートを含む24得点。後半もシャキール・ハインズが6連続で3ポイントシュートを決めるなど、最大16点差をつける。福井は第4クォーターにペイントアタックを仕掛けるなど、巻き返しを図ったが及ばなかった。

奈良の小野秀二ヘッドコーチはGAME1の試合後、「今日は40分間、誰が出てもチームディフェンスが機能していたのが一番の勝因」とコメント。また、開幕から欠場していたポイントガードの小林遥太が初出場を果たし、10得点。「終盤、ボールをコントロールして、ゲームメイクしてくれた」と評価した。

GAME2で5本の3ポイントシュートを決めた木村

GAME2、ホームでの連敗は避けたい福井。開始直後から強度の高いディフェンスを仕掛けて相手のターンオーバーを誘うなど、最大で21点のリードを奪う。 第3クォーターまで各クォーター19失点以下に抑えるなど、ディフェンスも機能して 15勝目を手に入れた。

今シーズンから福井に新加入の木村圭吾がこの日は3ポイントシュート5本を含む21得点。前節(愛媛オレンジバイキング戦)から続く先発出場の4試合すべてで二桁得点を上げるなど、24歳の若きシューターが指揮官の起用に答える活躍を見せている。

B1の横浜ビー・コルセアーズから福井に新加入した西野曜

同じく新加入の西野曜も2本の3ポイントシュートを決めるなど14得点、ディフェンスでもGAME1で28得点を上げている奈良のシャキール・ハインズとマッチアップするなど、攻守でチームの勝利に貢献してMVPに選ばれた。

GAME2の試合後、福井の伊佐勉ヘッドコーチは「木村はオフェンスでいいエネルギーを与えてくれている。今日はディフェンスでもいいインパクトを与えていたと思う。西野のスコアに関して、僕の中で驚きはない。彼らしいパフォーマンスを見せてくれたと思う。シャキール選手に対してもコーチの指示通りの仕事をしてくれた」と、振り返った。

次節(第12節)、福井は12月14日(土)・15日(日)にアウェーで西地区4位の神戸ストークスと対戦。次のホームゲームは第13節、12月18日(水)にセーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)で青森ワッツと対戦する。

福井の渡辺竜之佑はGAME1で5つのオフェンスリバウンドを含む6リバウンド、5アシスト、8得点と奮闘

B2リーグ 2024-25シーズン 第13節
福井ブローウィンズ VS 青森ワッツ

【会場】セーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)
【住所】福井県福井市福町3-20
【日時】2025/12/18(水) 19:00試合開始
【HP】あり








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