2025/05/28

福井県初のプロテニス選手として8年にわたって世界の舞台でプレーした林恵里奈さん(鯖江市、仁愛女子高校出身)。今年3月に引退し、現在は母校・早稲田大学庭球部のコーチとして選手の育成に携わっています。

「目標としていたグランドスラムのステージに立つということはできなかったけれど、ここまで頑張ってきた自分に誇りを持ちたい」。
5月24日、地元・福井で行われた引退セレモニーであいさつに立ち、家族や支援者を前にプロ生活を振り返った林さん。
ケガやリハビリと向き合う時間も多く、「正直、苦しいことがたくさんありましたが、県民の皆様の応援のおかげで頑張ることができました」と感謝を伝えるとともに、「福井から世界で活躍する選手を育成したい」と、県内のジュニア育成にも意欲を示しました。
2年前の2023年には、県内で初めての国際大会となった「大東建託オープン」に出場してダブルスで準優勝、持ち味のネットプレーなどで福井の観客を何度も沸かせました。

引退セレモニーは、大東建託オープンを主催する「Square Plus(スクエアプラス)」が福井大会の開催に合わせて企画。スクエアプラスのメンバーで、福井大会のトーナメントディレクターを務めた土居美咲さん(元世界30位)や、神尾米さん(元世界24位)、森上亜希子さん(元世界41位)との豪華エキシビジョンマッチも実現しました。
早稲田大学の後輩で、23年の福井大会でペアを組んだ吉岡希紗さん(こみぞ眼科)がサプライズで会場に駆けつけると、林さんと息の合ったプレーで“世界”に挑みました。
林さんは家族や友人、ファン、仁愛女子高校の後輩らが見守る中、ダウンザラインやネットプレーなど何度も見せ場を作った。吉岡さんとも息の合ったプレーで“勝利”するなど、有終の美を飾りました。

林さんは、小学1年生の時にテニスを始め、仁愛女子高校ではインターハイのシングルス、ダブルスで優勝するなど数々のタイトルを獲得、早稲田大学でも全日本大学対抗王座決定戦で4年連続優勝を果たし、MVPを2度獲得するなど、輝かしい戦績を残しました。
17年4月にプロ転向。同年のユニバーシアード競技大会の混合ダブルス優勝、18年と24年の全日本選手権で2度のダブルス優勝を果たしました。

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