光と色彩の自由な表現を楽しむ。ステンドグラス作品展|福井県立美術館、9月15日まで

2025/09/11

「タイムレスブルー」2012 69×69㎝

ステンドグラス「TOKI GLASS工房」を主宰する高嶋敏昭氏による作品展が福井県立美術館で開かれています。オブジェやランプ、ウインドウパネルなど、自由な発想から生み出された約40点の作品を紹介。「ステンドグラスに対する固定概念を持たずに見て、感じて、楽しんでほしい」と高嶋氏。会場は同美術館第2展示室。9月15日まで。

ガラスと真鍮で表現されたオブジェ作品

福井での個展は2011年以来の開催となります。1987年から2024年までに手掛けてきた作品の中から「好きな作品」(高嶋氏)をセレクト。空間を生かしながら今回、出展作品の約半数を占めるランプや、立体的なオブジェ、風に揺らめくモビール作品などを展示しています。

多彩な色や形、デザインが目を引くランプ作品

82年に工房を設立、ステンドグラスの企画やデザイン、製作を行っている高嶋氏ですが、作品作りにおいてはテーマやコンセプトを持たず、ラフスケッチなどの“落書き”から立体的で多彩な表現を試みてきました。

「小学生の頃から、図工の時間が理屈抜きで好きでした。そうした想いが今も根底にあるので、作品制作は飽きることがありません」と、高嶋氏。

自由な発想から生まれた作品が並ぶ

芸術家、故小野忠弘さんのジャンク・アートに影響を受けて手がけたという87年の作品は、さまざまなマテリアルを組み合わせて作り上げた作品。そのほか、透過する光によってその表情を浮かび上がらせるウインドウパネルや、一点一点異なるデザインのランプなど、光や色彩が生み出す多彩な表現に触れることができます。

高嶋敏昭 ステンドグラス作品展 光と風を感じて
【会場】福井県立美術館 第2展示室(福井県福井市文京3-16-1)
【日程】2025/09/11(木) 〜 2025/09/15(月)
【時間】9:00~17:00(最終日15日は15時まで)
【料金】観覧無料
【HP】あり 








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