2026/04/21
映画監督、文筆家で現在インドに留学中の佐々木美佳さん(鯖江市出身)の連載エッセイが『ウララスタイル』4月号からスタート。飾らない日常や奥深きインドカルチャーの現在地について紹介します。

第1回 『噂の味覚の変化現象に遭遇』
東インドの街・コルカタに留学して3年が経ち、4年目に突入した時の一時帰国で、奇妙なことが起きた。成田空港の第三ターミナルに吉野家があり、日本についた直後に牛丼を食べるという儀式を毎回行っているのだが、その牛丼を以前と同じレベルで「美味しい」と思えなくなってしまったのだ。

もちろん、美味しいことには美味しいのだが、なぜか汁だく牛丼がいつもよりしょっぱく感じてしまったのだ。そして味が最初から最後まで同じ味が続くことを心の奥底で「単調だな」と思っている自分がいて、ギョッとした。以前は帰ってきたと泣きながら牛丼を食べていたはずなのに…。

もちろん、福井生まれの福井育ちの日本人として、寿司が美味しいことには変わらないし、秋吉が美味しいのも変わらないのでそこは安心している。しかし寿司と焼き鳥は、いわば……
佐々木さんの書下ろしエッセイ全文は
ワンテーママガジン『URALA STYLE 4月号』にてご購読いただけます
写真・文 佐々木美佳
PROFILE / 佐々木美佳

1993年福井県鯖江市生まれ。高校卒業後、東京外国語大学に進学、ヒンディー語を専攻。20歳のときにタゴールの詩と出会い、ベンガル語を学び始める。22歳で映画制作を開始し、2020年に初監督作品となる「タゴール・ソングス」が公開となる。現在、インド・コルカタの映画学校に留学し、映画制作を学ぶ。
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