2026/08/25
映画監督、文筆家で現在インドに留学中の佐々木美佳さん(鯖江市出身)によるエッセイ「今日もインドの街から。」を『ウララスタイル』で連載。8月号では、コルカタでの雨季の過ごし方を教えてくれました。

第3回 『コルカタに雨季が訪れる』
土地が変われば季節の巡りも変わって、その過ごし方も変わってくる。
コルカタで酷暑期が終わり、スチームサウナのような暑さから耐えられる蒸し暑さに変わると、雨季特有の問題が起きる。常に雨が降り続くわけではないけれど、一定時間に大量の雨が降るため、今度は外に出るのが億劫になる。雨が上がっても道は水浸し。どこかに徒歩で行くのであればずぶ濡れになることを覚悟しなければいけない。

私にとって、そんな暗い気分を上げてくれるのが「布を買うこと」である。インド・コルカタでは汗をかくのが当たり前、服も使えば使うほど傷んでくる。さらにインド服と言ってもTPOがある。織りや刺繍の入った服はここぞという時にとっておきたいので、華やかな場面にとっておくようにしている。

お気に入りの服は、撮影に着ていくと、すぐに汚れてしまうのでショックが大きい。逆に市場で買えるようなお手頃な服は、撮影や作業がある時のワークウェアとして重宝している。
「作業着は定期的に消耗していくので買い足しが必要」などと……
佐々木さんの書下ろしエッセイ全文は
『URALA STYLE 8月号』に掲載
写真・文 佐々木美佳
PROFILE / 佐々木美佳

1993年福井県鯖江市生まれ。高校卒業後、東京外国語大学に進学、ヒンディー語を専攻。20歳のときにタゴールの詩と出会い、ベンガル語を学び始める。22歳で映画制作を開始し、2020年に初監督作品となる「タゴール・ソングス」が公開となる。現在、インド・コルカタの映画学校に留学し、映画制作を学ぶ。
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