福井の海を眺め味わうジビエが人気! 旨味アップで帰って来たししラーメン。

2020/02/06

今年はさらにパワーアップ! 福井市殿下地区で捕獲されたイノシシを使ったジビエらーめん「福亥のししラーメン」1000円(税込)を、『FAN’s Kitchen』内に期間限定でオープンする『福亥軒』で好評提供中だ。


福亥軒
福亥のししラーメン チャーシュー盛り 1500円(税込)

スープは殿下地区で捕獲されたイノシシの骨からダシをとり、味噌には鷹巣の岩尾醤油味噌醸造元のもの、越前海岸でつくられた塩を使うなど、山と海の恵みがこの一杯の丼に贅沢に盛り込まれている。

イノシシの骨からとったダシは想像以上に“臭み”がなくあっさり。正直“ジビエ”というと臭みが気になりましたが、全然臭みがありません。脂の旨味を残しつつも、すっきりした味わいに仕上がっている。

そして今期から「猪チャーシュー」がトッピングに加わった! シシ肉は鮮度を保てないと、どうしても臭いが気になるもの。しかし、殿下地区にはジビエの処理場があるおかげで精肉までの時間を短縮でき、新鮮なシシ肉を美味しく提供できるのだ。滋味あふれる天然の味わいが楽しめる。


福亥軒
新鮮なシシ肉を使ったチャーシュー

そんなししラーメンがつくられたキッカケは、「こしのくに里山再生の会」代表でもあり店主の松平さんが、林業の傍ら狩猟を始めたことが始まり。「自伐型林業」で祖先から引き継いだ里山を保全し、再生の会では地域おこしを目的に様々な活動を行っている。

山を守るために山に入り木を間伐する。山のバランスが保たれないと、大型重機などが入ると「地滑り」が起きて危険なのだ。「こしのくに里山再生の会」は林業の他、狩猟、古民家再生などにも取り組んでいる。


福亥軒
「自伐型林業」により山を守る

そして、捕獲後に廃棄せざるを得ない大量のイノシシを目の当たりにし、その骨からダシをとりラーメンを作ることを思いついた。殿下地区ではイノシシの他に鹿や熊なども獲れる。機会があればその味も楽しんでみたい。

『福亥軒』は3月末までの土・日・月と祝日、11時30分~14時までの期間限定営業。この時期ならではの脂の乗った、美味いシシ肉とラーメンを味わってほしい。


福亥軒
越前海岸を眺めながらゆったりできる

FAN’s KITCHEN(ファンズキッチン)
【住所】福井県福井市大丹生町70-1-6
【電話】0776-65-3157
【時間】11:00~日没
【休日】不定休
【HP】あり

※福亥軒は3月末まで土・日・月曜、祝日の11:30~14:00まで




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#グルメ#福井市内

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