【世界から発信! ふくい人滞在記。】

[世界から発信inケニア⑥]色鮮やかなアフリカ布で作るマスク。 苦しいときこそ気分を晴れやかに。

2020/05/18

福井を元気づけようと発行した臨時号『月刊ウララ タブロイド版』に掲載されている、海外から届けられた心温まるシェアストーリーをご紹介します。

今回は、ケニアで活躍されている久保さんより。



ケニアで最初の新型コロナウイルス感染が確認されたのが3月12日。その後、3月25日にはあっという間に、貨物便を除く国際線が停止となり、4月6日には都市間の移動が制限されるようになりました。
私が生活している首都ナイロビには、大きなスラム「キベラ」があります。ここでは、貧しい人々が密集して暮らし、中には病院に行くことができない方も多く、感染が蔓延すればひとたまりもありません。そこで、ケニア政府は公共スペースでのマスク着用を義務付け、違反すると罰則も課すようになりました。しかし、マスク不足は深刻な問題で、ケニアでは多くを中国や欧州からの輸入に頼っているため、既に供給は限界の状態です…。

アフリカらしいカラフルな色合いからも元気をもらえる

ですが、そんな状況の中、マスクを手作りし、配布する活動が広がっています。在住外国人や一般のケニア人、そして縫製職人など多くの方によって作られ、スラムで長年の活動実績があるNPOなどが配布をしています。私の知人もマスクを作り、これまでに約2000枚配ったと話していました。このマスクは、現地では民族衣装などに用いられる「キテンゲ」や「カンガ」と呼ばれるアフリカ布で作られています。可愛らしくてカラフルで、気分も晴れやかな気持ちになります。何より、よく笑うケニア人には、色鮮やかなマスクがよく似合います!

5月にかけて雨季が始まりますが、ケニアは平均年齢の若い元気な国です。持ち前の明るさでこの危機を乗り越えてほしいと願っています。

※写真は、日本と途上国を繋ぐ事業を展開する『RAISE WORLD』のケニア支店より提供。


久保唯香(くぼゆいか)
1991年 神奈川県生まれ。2016年から約2年、福井貿易情報センターにて勤務。幼少期にお菓子目当てで参加したちびっこマラソンがきっかけで陸上が好きに。専門は走り幅跳び。高校卒業後は世界を旅していたため一時休戦。就職後趣味でマラソンを始め、福井マラソン(ハーフ)でも入賞するほど。現在はナイロビにてジェトロ職員として活躍中。好きな食べ物は納豆。そして最近乗馬をはじめたのだとか



日々URALAからのお知らせをLINEで受け取れます!




#コラム#連載

  • ツイートするツイートする
  • シェアするシェアする
  • 送信する送信する