漆琳堂の直営店がリニューアル! 暮らしに寄り添う漆器たちを探しに行こう。

2021/04/02

漆琳堂 直営店
3/7(日)リニューアルオープン

鯖江市河和田地区で200年以上に渡り、越前漆器を手掛ける『漆琳堂』。近年は、年齢層やシーンを問わない、漆器のさまざまな可能性を提案するオリジナルブランドも展開していますが、その工房併設の直営店が2021年3月、装い新たにリニューアルオープンしました。

1階部分が直営ショップ、奥が工房

白色だった外壁を、歴史ある伝統工芸の“重み”を表現したシックな黒一色で統一。また、オリジナル商品が並ぶ店内販売スペースも拡張。約200点の商品が並び、これまで以上に多くの方に、そして多彩な商品を手に取ってもらえるようになりました。ワークショップや工房見学も継続して実施しています。

日常使いから店舗用、漆器以外の商品まで、全アイテムを手に取ることができる

リニューアルのきっかけのひとつには、昨年コロナ禍の中でも開催された福井県丹南地域を中心とした伝統工芸イベント「RENEW」があったようです。

「多くの方が工房・ショップに来てくれたのですが、コロナ禍ということもあり、制限をかけ、中に入れない方もたくさんいました。これからの時代に向けてより多くの方に店内を見て、商品を手に取っていただきたくて」と『漆琳堂』代表の内田さん。

『漆琳堂』8代目 内田 徹さん。直営店は2016年にオープンした

また、公式オンラインショップでも商品の購入は可能ですが、内田さんは、直営店には“直営店”ならではの魅力があると教えてくれました。

「画面越しではなかなか分かりにくい、漆器ならではの質感や重みなどを直接感じてもらえます。また、異なるブランド同士でも形や色の違いをその場で比べることができますね」

独特の質感やツヤがある漆器。1つとして同じものはないそう

さらに、「直営店では作り手の私たちが商品一つひとつについて説明ができるので、モノの魅力をより感じてもらえるかと思います。また、商品の特徴だけではなく、なぜ河和田で漆器を作っているのか、完成するまでにどのような工程を経ているのかなど、産地・歴史についても知ってもらうことができます。私たちとしても、作る・販売するだけではなく、伝える、ことまでしっかりとしていきたいですね」と内田さん。

「かっこいい!」「かわいい!」という感性も重要ですが、その歴史や背景を知ると、漆器の選び方や使い方も変わり、より一層生活が豊かになるはずです。

そんな想いを持つ内田さんに、まだまだ自宅で過ごす時間が多いこの時期、おススメの漆器を聞いてみました。

2020年2月に発表された最新ブランド「RIN&CO.」

こちらは北国のものづくりの知恵を活かして作られた、器と生活雑貨のブランド「RIN&CO.」の漆器。その鮮やかな色使いと豊富なサイズ展開から、和洋問わず、さまざまな料理に合うほか、シーンも選ばないので、生活にもなじみやすいそう。食洗器にも対応していることも魅力です。インスタグラムでは、実際に料理を盛りつけたシーンや組合せ方なども紹介しているので、こちらものぞいてみて下さいね。

遠方からは訪れにくいかもしれませんが、ぜひリニューアルされた店舗に足を運んでみて、暮らしを豊かにするヒントを探してみて下さい。お気に入りのアイテムに出会えるはずですよ。

漆琳堂 直営店
【住所】福井県鯖江市西袋町701
【電話】0778-65-0630
【時間】10:00~17:00
【休日】不定休(SNS・HPで要確認)
【駐車場】あり
【HP】あり
【SNS】Instagram(漆琳堂) Instagram(RIN&CO.) 



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#オープン情報#おでかけ#丹南

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