福井ブローウィンズ、ホームで連勝。ペリー・エリスがGAME1で27得点|Bリーグ24-25シーズン第3節

2024/10/22

バスケットボールのBリーグ2024-25シーズン第3節で、B2東地区の福井ブローウィンズはホームの越前市アイシンスポーツアリーナで同地区の福島ファイヤーボンズと対戦した。10月19日のGAME1は終盤までもつれる接戦を制して79-76で勝利。20日のGAME2は前半最大13点ビハインドの状況から68-58と逆転での勝利。通算成績を4勝2敗とした。

高い得点能力でチームの連勝に貢献した福井ブローウィンズの#30 ペリー・エリス=10月20日、越前市アイシンスポーツアリーナ

第3節、福井は#4 ライアン・ケリーがコンディション不良のため欠場。そんな中、精度の高いシュートで存在感を見せていたのが#30 ペリー・エリスだ。「彼(ケリー)の穴を埋めることはできないけれど、アグレッシブにプレーしなければいけないと考えながら試合に臨んだ」とエリス。GAME1では2ポイントシュート8本、3ポイントシュート3本を決めるなど、両チーム最多となる27得点の活躍でMVPに選出。プレータイム32分51秒を記録した。

エリスは前節、アウェーでの鹿児島戦でもGAME1で20得点、GAME2で27得点と福井のオフェンスを牽引している。自身も「何も考えずにアグレッシブにいくことだけを考えてコート上でプレーできている」などと話し、好調ぶりがうかがえる。

インサイドに積極的に攻め込む福井ブローウィンズの#14 木村圭吾(中央)

GAME2では、福井の#14 木村圭吾がチームトップとなる19得点の活躍。信州ブレイブウォリアーズとのホーム開幕戦に続いて、今シーズン早くも2度目のMVPに選出された。

この日のプレーについて木村は「今日は自分の中で課題と感じていた2ポイントシュートにチャレンジする気持ちで試合に臨んだ。第2クォーターの終了間際に、ドライブからシュートを決めることができて落ち着いた」と振り返る。後半は4本の3ポイントシュートを決めるなど、持ち味を発揮してチームに勝利をたぐり寄せた。

一方、福井に連敗を喫した福島ファイヤーボンズの栗原貴宏ヘッドコーチはGAME2の試合後、ターンオーバーからの失点の多さを敗因に挙げた。「こちらがディフェンスのインテンシティの高さを示さなければいけないのに相手にやられてしまった。ターンオーバーをしたとしても、その後しっかり止める意識がチームに足りない」と課題を示した。

また、福島のキャプテン#33 林翔太郎は「GAME2での失点を70点以下に抑えられているのはポジティブな面だと思う。試合終盤でインテンシティが足りなかった部分を感じている。もっと積極的にシュートで終わるということがものすごく大事だと思う」などと振り返った。

福島ファイヤーボンズの#78 田渡凌。GAME1で10得点、7アシストとチームを牽引

第3節では、GAME1で福井ブローウィンズの#73 田渡修人と福島ファイヤーボンズの#78 田渡凌の“兄弟対決”も実現した。

福島の田渡は試合後会見で「兄との対戦は数年ぶり。こうしてトップのレベルで、兄弟で戦うことができるのは幸せなこと」とコメント。福井との初対戦については「昨シーズン、B3で戦ってきたチームとしての厚みや、劣勢な局面でも勝ち切ってきた自信のようなものを感じた。自分たちもプライドを持って、やるべきことをやり続けなければいけない」と語った。

第4節では、10月23日(水)にアウェーで青森ワッツと対戦。福井の次のホームゲームは第5節で、10月26日(土)・27日(日)にセーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)で愛媛オレンジバイキングスと対戦する。


Bリーグ 2024-25シーズン 第5節
福井ブローウィンズ VS 愛媛オレンジバイキングス

【会場】セーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)
【住所】福井県福井市福町3-20
【日時】2025/10/26(土) 15:00試合開始、27(日)14:00試合開始
【HP】あり








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#スポーツ#福井市内

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