2024/11/13
バスケットボールのBリーグ 2024-25シーズン 第7節で、B2東地区の福井ブローウィンズはホームの越前市アイシンスポーツアリーナで山形ワイヴァンズと対戦した。
GAME1では、藤澤尚之が試合終了間際に逆転のスリーポイントシュートを決めて勝利。続くGAME2では、ビッグマンのベンジャミン・ローソンが欠場する中、ライアン・ケリーがチーム最多の20得点、渡辺竜之佑が9リバウンド、ハミルトンゲイリー・小寺が8リバウンドと活躍を見せて連勝。福井は通算成績を9勝4敗(東地区2位)としている。
11月16日(土)・17日(日)に行われる第8節では、開幕から13連勝中の東地区首位、アルティーリ千葉をホームで迎え撃つ。試合会場は越前市アイシンスポーツアリーナ。
昨シーズン、プレーオフへの進出を果たすなど、躍進を遂げている山形ワイヴァンズとの初対戦。直近の試合で富山、青森、信州との初戦に勝利している山形を相手に、ビッグマン不在の福井は「全員でファイトしよう」(伊佐勉HC)と集中してGAME1に臨んだ。
山形2点リードで迎えた第4クォーター残り5秒、福井は木村圭吾からのパスを受けたガードの藤澤尚之が左45度からシュートを放つ。この日、3本目となるスリーポイントシュートを冷静に沈めて、劇的な逆転勝利を演出した。今シーズン、積極的な攻撃参加が期待されている藤澤は「ピックアンドロールでアンダーされる場面などで、伊佐HCからは『思い切って打て』と言われていた。今日もスリーポイントを意識できたことがいろんなオフェンスにつながっていると思う」と試合後に語った。
前節の静岡戦で、6試合ぶりの出場を果たしたライアン・ケリーはベンジャミン・ローソン欠場の山形戦で2試合ともに先発出場。GAME1に続いてクロスゲームとなったGAME2で、第4クォーターに9得点を上げるなど、12本中9本(75.0%)のシュートを決める活躍で存在感を発揮。「最後まであきらめずに、しっかりとチームで戦うことができた結果」と、手ごたえを示した。
一方の山形はGAME1、GAME2といずれも接戦を落しての悔しい連敗。GAME2の試合後、山形の石川裕一HCは「今日は試合の入りからエナジーを出して、ディフェンスからいい流れをつかむなど、ファイトするべきところはできていた。ただ、上位チームに勝ち切るためには、40分間通してディフェンスのインテンシティや、自分たちのシュート、フリースローのパーセンテージを当たり前の上げていかなくてはいけない」と語った。
GAME2で福井に12点差をつけられた第3クォーターの中盤以降の苦しい局面でゲームをコントロールするなど、チーム最多となる18得点を上げた山形のガード村上慎也は「スタートのメンバーがいいエナジーを出してくれて、前半はすごくいい形で守ることができていた。今日のように接戦となる試合展開でチームとしてどう守り、どう攻めるのか。チームとしての共通理解を高めていくことが大事だと思う」と、試合を振り返った。
Bリーグ 2024-25シーズン 第8節
福井ブローウィンズ VS アルティーリ千葉
【会場】越前市アイシンスポーツアリーナ
【住所】福井県越前市高瀬2-8-23
【日時】2024/11/16(土) 17:00試合開始、17(日) 14:00試合開始
【HP】あり
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