2024/11/21
バスケットボールのBリーグ2024-25シーズン第8節で、B2東地区の福井ブローウィンズは同地区首位のアルティーリ千葉と対戦した。開幕から13連勝中と好調の千葉をホームに迎えての一戦。福井はGAME1で98-96と勝利、千葉の連勝記録更新を阻止して今シーズン10勝目。2桁勝利に到達した。
続くGAME2では、第2クオーターに31失点を喫するなど、序盤から千葉に試合の主導権を握られる展開となり、65-91で敗戦。福井は昨シーズンから続いていたホームでの連勝記録が41でストップした。
第8節を終えてレギュラーシーズン(全60試合)の4分の1を消化。B2でのファーストシーズンに臨む福井は10勝5敗で東地区2位につけている。
GAME2の試合後、福井の伊佐勉ヘッドコーチは会見で「15試合を終えて10勝できたというのは悪くない数字。まだ選手起用でしっくりきていない部分もある中で千葉から1勝できたことはいい点。ベストな選手起用を早く見つけたい。千葉は40分間、同じインテンシティでやり続けることができるすごさを感じた」と語った。
一方、千葉のアンドレ・レマニスヘッドコーチは「(昨日は)今シーズン初めての負けを経験した日になったが、今日は本当にいいエナジーで、正しいプロセスを踏んで勝利することができた。ファンの雰囲気など、福井のホームは勝つことが難しいアリーナだと感じた」と振り返った。
前節の山形戦でホーム連勝記録を「40」に伸ばした福井と、今シーズンここまで無敗の13連勝中と首位を走る千葉との注目の一戦となった。
GAME1で福井はビックマンのベンジャミン・ローソンが欠場となる中、先発出場のライアン・ケリー、ペリー・エリスを中心に精度の高いシュートを放ち、第1クオーターだけで31得点をあげて12点のリードを奪った。
この試合で放った5本のスリーポイントをすべて成功させるなど、30得点の活躍を見せたライアン・ケリーは「全員がメンタル面などを準備してゲームに臨むことができたのが勝利の要因。リバウンドをしっかりととりながら、僕たちがやりたいオフェンスにつなげることができた」とコメント。首位千葉を相手に序盤から自分たちのペースで展開した試合での価値ある一勝を振り返った。
対する千葉は、福井の16点リードで迎えた第4クォーター、前線からのプレッシャーで何度もターンオーバーを誘い、ペイントエリア内で連続得点を重ねるなど、終盤には2点差に迫る強さを見せた。翌日のGAME2では、前日からの勢いそのままに序盤から福井を圧倒した。終始、高いインテンシティ(強度)を見せた千葉のペースで最後は26点のリードを奪って勝利、ホームで41連勝中だった福井は初黒星を喫した。
次節(第9節)、福井は11月23日(土)、24日(日)にアウェーで福島ファイヤーボンズとの2連戦。次のホームゲームは第11節で12月7日(土)、8日(日)にセーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)でバンビシャス奈良と対戦する。
Bリーグ 2024-25シーズン 第11節
福井ブローウィンズ VS バンビシャス奈良
【会場】セーレン・ドリームアリーナ(福井県営体育館)
【住所】福井県福井市福町3-20
【日時】2025/12/7(土)17:00試合開始、8(日)14:00試合開始
【HP】あり
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