【~1/5】障がい者アート・現代美術・子ども美術のコラボ展を福井県立美術館で開催中。「第2回 まるまるつながるアートてん まる」へ行こう!

2024/12/27

現在、福井県立美術館で開催中の第2回「まるまるつながるアートてん まる」。このアート展は、全国でも珍しい「障がい者アート」「現代美術」「子ども美術」のコラボ展です。


3つの美術それぞれの素晴らしい独自性を知り、その理解が「はじまる」、感動が「ひろまる」、そして楽しみが「ふかまる」ことをテーマとしています。

展示されている作品は、石川、富山、新潟、静岡、福井の5県から選ばれた約140点の障がい者アート、全国の子ども園や保育園の子どもたちによる約120点の子ども美術、そして福井県内で活躍する若手から中堅作家による約20点の現代美術です。一人ひとりのものの見方や考え方、自由な発想とみずみずしい表現にじっくり向き合うことで、表面では知ることのできない、作品の奥に秘められたアーティストの好奇心や探求心が見えてくるようで、さまざまな想像をかき立てられます。



福井県で障がい者アートへの本格的な取り組みが始まったのは2007年。当初は県外の障がい者アート作品を展示していましたが、2010年に福井県障がい者アート作品公募展「きらりアート展」を開催。それにあわせて「若狭ものづくり美学舎障がい者きらりアート部」が開設され、その後も福井県では障がいのあるアーティストの制作を支援する場所がいくつか開設されています。



この展覧会の魅力は、3つのアートが同じ空間で展示されることで、それぞれの作品の個性が引き立つだけでなく、予想外の発見や新しい視点が生まれることです。例えば、子どもたちの自由な発想と現代作家の挑戦的な作品が同じ場所で響き合うなど、ここでしか体験できない楽しさがあります。

小さな子どもたちから、アートにあまりなじみのない方でも気軽に楽しめる「まるまるつながるアートてん まる」。「アートってこんなに面白いんだ!」という驚きや感動が、きっと見つかるはずです。全国に先駆けたこの試みにぜひ足を運び、多様性の素晴らしさとアートの力を実感してください。

3月7日(金)~15日(土)には、第2回「まるまるつながるアートてん まる」から選ばれた作品を展示する「選抜イン TSURUGA展」が敦賀市のプラザ萬象で開催されます。こちらにもぜひ、足を運んでくださいね。


第2回 まるまるつながるアートてん まる
【日程】開催中~2025/1/5(日)
【会場】福井県立美術館 第1・2展示室
【時間】9:00~17:00(入館は16:30まで、最終日は16:00まで)
【料金】入場無料
【休館日】2024/12/29(日)~2025/1/2(木)
【問い合わせ】NPO法人若狭美&Bネット(0770-64-1788)、福井県交流文化部文化・スポーツ局文化課(0776-20-0582
【HP】あり



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#おでかけ#アート#福井市内

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