月刊ウララ12月号特集から『食のまち、小浜へのグルメ旅。』をご紹介!

2019/12/10

よっぱらいサバを味わいたい

若狭湾の絶景とともに味わう、 小浜の新しいブランド「よっぱらいサバ」。 新鮮だからこそ、お造りで召し上がれ。

海幸苑
小浜市田烏で育った新鮮な「よっぱらいサバ」をお昼時に。お酒のあてにその味を堪能する人もいるそう。「小浜よっぱらいサバ一匹姿造り盛り」2400円

その日の朝、水揚げされた「よっぱらいサバ」のお造りは、生臭さが全くなく、ほどよく身が引き締まったコリっとした食感が特徴。一口ほおばると、ほんのりと甘さが広がる。

まるごと一匹の姿造りを、誰かとシェアしてほかほかのごはんと食すのも良し、日本酒や焼酎で「よっぱらいサバ」とのマリアージュをチビチビ味わうのも良し。ちょっと物足りない時は、小浜でとれた肉厚な穴子の天ぷら、日替わりの焼き魚や煮魚などの一品メニューをプラスして、若狭湾の恵みを存分に満喫するのもおすすめだ。

日本海の海の幸を楽しめる『海幸苑』で「よっぱらいサバ」を提供し始めたのは、今年6月のこと。養殖の生産量が安定してきたため、一尾300g前後の新鮮な鯖が毎日手に入るようになった。「ブランドサバがようやく地元でも提供できるようになったのは、うれしいです」と、店長の前原さん。「よっぱらいサバ」を目当てに小浜を訪れ、この店に足を運ぶお客も多い。

県内外から観光客が訪れる観光施設にあるお店だけに、このブランドサバを用いる次の一手として「お刺身だけじゃない新しい味わいや楽しみ方も提案できたらいいですね。例えば、人気の鯖寿司を「よっぱらいサバ」で作ってお土産にしてみるのもおもしろそう」と、語る前原店長。小浜から誕生した新たな観光資源としても話題性十分の食材だけに、次なる展望が待ち遠しい。

海幸苑
若狭湾が目の前に広がり、その風景は時間によって表情を変える。そんなオーシャンビューを横目に「よっぱらいサバ」をはじめ、近海でとれた魚介類がずらり。また、1月初旬から3月にかけて、カキ小屋も営業予定

海幸苑
【住所】福井県小浜市川崎1-3-2 若狭フィッシャーマンズ・ワーフ内
【電話】0770-52-3111
【時間】11:00〜15:30(15:00LO)
【休日】無休(12月31日、1月1日のみ休業)
【席数】300席
【駐車場】150台
【HP】あり


次ページへつづく

#エンタメ#グルメ#嶺南#月刊ウララ

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