月刊ウララ3月号特集より『静かなひとり時間』 カフェや美術館に出かけて充実した一日を過ごしませんか?

2021/03/08



注目の作家 / 読書



富士書店
ツベルクリンムーチョ
森博嗣 著 講談社文庫/620円(税別)

思う存分、ひとり読書に没頭してみる。

JR鯖江駅からほど近い場所で、昭和30年から続いている『富士書店』。2年前にリノベーションを行い、テラス席もある「本屋カフェ」には、読書好きな人たちが居心地の良さを求めるように足を運ぶ。

常連客からのおススメも取り入れながら、訪れるたびにワクワクする本に囲まれた空間を作るのは店主の山本みどりさん。彼女にとってもたくさんの本が並べられた場所は、「不思議と心が落ち着いて、ひとり時間を過ごすことができる理想的なところですね」。プライベートなひとり時間にも「本屋や図書館に行きたくなります」。

お店の一角に特設コーナーを設けるほど今、注目しているのが作家で工学博士の森博嗣(もり・ひろし)さん。柔らかい雰囲気の装丁とは対照的に、鋭い視点から書かれた短いエッセイ、代表作には『すべてがFになる』などのミステリー小説と、多作の著者としても知られ、思う存分、ひとり読書に没頭できそう。

山本みどりさん 書店店主

新刊や注目の本を積極的に取り入れながら、何度訪れても飽きさせないお店作りを心掛けている。店内ではドリンクメニューも提供していて、ブックカフェのような時間と空間を提供しているほか、「富士商店」と題したイベントも開催している。「私がイメージするひとり時間は、好きなことに自由に使える時間のこと。最近は家族や友達と一緒にいる時もひとり時間を楽しめるようになりました」

富士書店

富士書店
【住所】福井県鯖江市本町1-1-20
【電話】0778-51-0475
【時間】正午~18:00(水曜は17時まで)
【休日】日・月曜、不定休
【席数】15席
【駐車場】3台
【HP】あり
【SNS】Instagram



家電ゴミ / アート



MAGO GALLERY FUKUI
ガーナで無償の学校を作り、子供たちに絵を教える活動も続けている。その絵を販売し、1割を描いた子どもたちに渡すという。私たちも絵を通じて彼らの人生を変えることができる

至高のアートと対峙してSDGsについて考える。

ハリウッド製作の映画が米映画祭で4部門を受賞し、ベンチャー企業の登竜門「ICCカタパルトGP」で優勝を果たすなど、世界のアート界、ビジネス界が注目している福井出身の美術家・MAGO。彼の作品を展示するギャラリーが福井の駅前に昨年オープンした。

彼のアートには先進国がガーナに不法投棄した電子機器のゴミが付いている。中には日本語で書かれたものも。日本から遠くアフリカの地に捨てられ、そこに住む人はそのゴミを燃やし金属を取り出すことを生業とし、その結果、有毒ガスの影響で平均寿命が30代という現実。そんな状況を救いたいとひとり活動を始め、その輪が世界中に広がっている。

彼のアートはまさにSDGsの根幹を象徴している。実際にアートを前にすると環境問題や平和、自分たちの行動を見つめ直す意識が生まれてくる。「サスティナブルキャピタリズム」を掲げ、SDGsを行動で示す彼のアートが胸を打つはず。

MAGO GALLERY FUKUI
長坂真護さん 美術家

長坂真護さん 美術家

1984年福井市生まれ。大阪・滋賀・福井・銀座に次いで、倉敷の美観地区に5番目のギャラリーがオープン。日本橋のアトリエにて日々制作が続く中で作る「ひとり時間」は、週末急に思い立って車で田舎に出かけ、そこにある自然を眺めること。さまざまな事業を展開し、時間も少なくなっていく中、メンバーとスケジュールをシェアしているが、空白の時間帯を作ってもらうことでひとりになれる時間を設けているという。

MAGO GALLERY FUKUI

MAGO GALLERY FUKUI
【住所】福井県福井市中央1-13-4
【時間】正午~19:00(日曜日は18:00まで)
【休日】火・水曜
【駐車場】なし
【SNS】Facebook



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月刊ウララ3月号

月刊ウララ3月号(582円+税)は『静かなひとり時間』より福井で見つける、私のためだけの自由時間をご紹介。また今、気になる場所・ヒト・コトをご紹介する『What’s Hot』もお見逃しなく。書店、コンビニ、通信販売で好評発売中です。ぜひご覧ください。



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#エンタメ#月刊ウララ

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