月刊ウララ11月号『What’s Hot?』より。今、気になる場所・ヒトの一部をお見せします!

2021/11/17

あなたの背中を押してくれる、
そんな本に出会える宿。


学びポイントが集まる
図書館

中谷さんは大手旅行代理店や有名観光地で働き、「より地域に入り込みたい」と南越前町に。「町の人の受け入れる器がとても広く、新しいことにも取り組む姿勢は地域のイメージを覆しました」。

人が知識を留めておくものとして、有史以来文字を残してきた。やがて紙が発明され、書物という形を作り、後世に伝えてきた。「人生は一度しかなく、これまで自分が経験できなかったものの本質を教えてくれるのが本だと思います」。本から経験則を学び、それぞれの人生に生かす。それが本が本である所以。




そうした本たちは知識の宝庫であり、街に必要なもの。では街のどこにあると効果的か。それは地元の人、外から来た人が交わる、宿というスポットかもしれない。『玉村屋』を運営する中谷翔さんも、関係人口増加を推進していることが決め手となって南越前町に移住した一人。今庄地区はかつての宿場町。人を受け入れるDNAもあり、信頼を得ている中谷さんの宿に泊まる人もまた「歓迎されている」という安心感につながっている。

奥の蔵にある「玉り場」も本棚を置いて読書スペースになる予定

大学生で起業をする。一昔前なら想像もしなかった。彼らはそれぞれの人脈でそれぞれのアドバイスを受け、それを持ち合ってそれぞれの事業を展開する。20代という同世代だから同じ目線で背中を押しあえる。同世代だから協業もしあえる。突拍子もないアイデアもチャレンジしあえる。ちなみに集まるメンバー全員は、ビジネスに関して同じ価値観を持っていない。だからこそ意見をぶつけ合い、理解し合うことで互いに成長していく。「福井で起業する熱い思いを語り合ってい続けたいんです(丸山凌治代表)」。

今回のプロジェクトで中谷さんが目指すのは、今庄という場所を、宿泊をしなくても一休みできるような場所にしたいこと、そして、訪れた人の背中を押してくれる場所にしたいこと。本を媒介に人が出会い、次に踏み出せるように、との思いがある。

この出会いの“場”を作るのは、このプロジェクトに参加する人たち、本を推薦してくれるあなた、だ。「皆さんが人生を考えるきっかけになった本を教えていただけたら」。あなたが心動かされた本が、誰かの心を、人生を動かす。それもまた人のつながり。

地域まるっと体感宿 玉村屋
【HP】あり

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#エンタメ#人物#月刊ウララ

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