【世界から発信! ふくい人滞在記。】
2020/01/23
目次
1.圧倒的な自然の営みを体感
2.熱帯から氷河まで
3.道のりがとにかく長い!
4.とにかく(何かと)ツラい!
5.防寒、防水、除湿、そして保湿の準備を
6.ひとりでは登れない山
7.日本から持参したいアイテムたち
8.サファリのススメ
9.トラブル回避のために、事前に知っておきたいこと
10.余裕をもった行程を
11.必見! 登山6日間を3分間にまとめた貴重映像
7.日本から持参したいアイテムたち
隣国のケニアに住む私にとっては、日本ではふつうに調達できる物資であっても、こちらでは大変な貴重品でした。
中でも、
・携帯カイロ(特に足の裏に貼るもの)
・行動食(特にゼリー飲料。日本のクオリティが素晴らしい)
・スナック菓子(日本人にはやっぱりせんべい)
・インスタントスープ(味噌汁は世界を救うと確信しました)
・常備薬(頭痛薬、整腸剤など)
・分厚い靴下(靴下くらいあるだろうと思っていたらありませんでした)
・ジップロック
これらには大変助けられました。
逆に、
・高山病予防薬(ダイアモックス)
・携帯充電器(むしろ電圧が合わず現地で充電できないこともありますので、現地調達をおススメします)
・高機能でない衣服(セーターやフリース素材の上着など)
・預け用のバックパック(レンタル可能)
これらはアフリカでも調達可能です。
8.サファリのススメ

キリマンジャロは登山で有名ですが、実は山を含む一体が「キリマンジャロ国立公園」に定められています。また車で4~5時間のところにはサファリで有名な「ンゴロンゴロ自然保護区」があります。東アフリカらしい、素晴らしいサファリを体験することができます!
下山後、「ンゴロンゴロ自然保護区」に立ち寄りました。東アフリカのサファリをおススメする理由は、また後日ゆっくり書きますね!
9.トラブル回避のために、事前に知っておきたいこと

タンザニアでのアクティビティ(登山、トレッキング、サファリ等)は、アフリカ文化はもちろんのこと、欧州の習慣を脈々と受け継いでいます。
実は日本人だけではなく、アジア出身者が全般的に苦労する習慣のひとつに、「チップ」があります。本来は、経営者や会社に支払う規定料金とは別に、心づけとしてサービス提供者に直接手交する現金を指しますが、現在はチップの支払いが慣習化しています。
キリマンジャロ登山の場合、ガイドやコック、ポーター、それぞれの基準レートにのっとり日数計算のうえ各人に直接手交するか、登山者1人あたり250~500アメリカドルといった一定額をメインガイドに手交するという方法があります。下山後のトラブルを回避するために、登山前にガイドやポーターの数を把握し登頂したらきちんとチップを手交することが重要です。
10.余裕をもった行程を
欧州の方々は長いときには休暇を1ヶ月以上も取得することがあります。旅行中は毎日何かやることが決まっている日本の慌ただしい旅行文化にはなじみづらいのですが、不測の事態が頻発するアフリカであまりにスケジュールを組むと、旅行を満喫できないこともあります。
アフリカで、特に登山のように自然を相手に楽しもうとする場合は、ある程度余裕をもって旅行されることをお勧めします。
