2019/06/12
「世紀の屏風絵」に出会う、福井の地で
現代日本画を牽引する画家・手塚雄二(1953-)が描く「日月四季花鳥」屏風の世界…舞い散る桜の花びらはやがて金色に輝く小さき虫となり、右から左へと虫を追いかけていくといつの間にか季節は夏から秋、そして冬へと移り変わっていきます。そして屏風の右隻には金砂子を蒔いた太陽が、左隻には三日月が宙に浮かびます。
今回の展示では、今年 9 月から福井県立美術館で開催される「手塚雄二展 光を聴き、風を視る」に先立ち、次の 100年間は人の目に触れることのないと思われる「世紀の屏風絵」を特別に公開。会場では本画へと至る小下図なども併せて紹介することで、制作の過程を辿ることができる貴重な機会となります。また、同館が所蔵する近世から近代までの屏風名品撰が併せて紹介されます。
「世紀の屏風絵」特別公開―現代日本画の巨匠・手塚雄二が描く「日月四季花鳥」
期間は6/7~6/23。イベント情報はこちら